「全視協オンライン集会『健康と運動』」④

番組担当の塚本です。

今週は、26日に開催された全日本視覚障害者協議会のテーマ別オンライン集会「健康と運動」について紹介しております。

今日はこの集会で出された参加者からの声を紹介します。

神奈川県在住の視覚障がいの女性からは、せっかく自分たちの運動の成果として作られた障害者のためのスポーツと文化の施設が、施設の一部に故障が生じたために、その後の改修もなされず、使えない状況にあることなどが報告されていました。

何のために作った障害者スポーツの施設なのかと大きな疑問と不満の声が上がるのは当然の事でしょう。

また福岡の女性からは、民間の女性専用フィットネスクラブに入会を希望したものの、タブレットの操作が一人で出来ない視覚障がい者の入会が断られた事例が紹介されていました。

障がいを理由に入会を断るのは、障がい者差別解消法に抵触するのではないかと申し入れても、入会が求められたのは、クラブの担当者が代わった後だったという事です。

利用者の安全を理由にした入会お断りのケースは、まだまだ他にもありそうな印象を受けました。