「ブラインド川柳コンクール 締め切り迫る」

番組担当の塚本です。

既に多くのメデイアで取り上げられていますので、ご存知の方も多いかとは思いますが、「第七回ロービジョン・ブラインド川柳コンクール」の応募の締め切りが、1月31日に迫ってきました。

応募要領などはホームページに詳しく掲載されておりますので、ご参照の上、是非ご応募下さい。

川柳や俳句をたしなむ視覚障がい者の方々の数はかなり多いと実感しています。

今月8日には「スナックあいこ」のオンラインイベントが開かれ、講師のブラインド川柳コンクールの審査員の八木先生が川柳と俳句の違い、上手な川柳の作り方などについて、お話しをされていました。

このオンラインイベントに参加したのは、40名近くの視覚障がい者の方々でした。

八木先生によれば、川柳は人を詠むもので、季語が必要な俳句とは読み方が異なる。また見た映像をそのまま詠む俳句はスナップ写真のようなもので、川柳は言葉のレントゲン写真のようなものであるという事です。

イベントの後半では、参加した視覚障がい者がそれぞれその場で作った川柳を披露し、大いに盛り上がっていました。例えばこんな作品です。

「ありのまま 生きていこうよ こわがらず」

「足りてない 予算と講師 視覚リハ」

「ダイエット やるぞやるぞと 明日から」

即興で上手な川柳が次々に披露されていきました。

「スナックあいこ」の主宰者の愛子さんは、国連で障がい者の権利確立などの仕事に携わり、最近は合理的配慮に関する教育ビデオの監修などを手掛けられました。