「眼科医との関わり方を考える～患者力＆連携力」

番組担当の塚本です。

視覚障がい者就労支援団体「タートルの会」の情報誌最新号に、「知っていますか？ロービジョン」の番組にも二度ほどご出演頂いた国立障害者リハビリテーションセンターの清水朋美医師が「眼科医との関わり方を考える」と題する論考を寄せています。

この中で清水先生は、「昔の医者と患者の関係は、医者の言う事は絶対であり、ピラミッドの頂点に医者がいた」と振り返っています。

しかし、現在の医者と患者の関係は、多職種連携という考え方に基づくチーム医療に変わりつつあるとしています。

チーム医療を支えるメンバーは、医師、薬剤師、看護師、ソーシャルワーカー、理学療法士、栄養士など多様なスタッフであり、患者もこの多職種連携のチームのメンバーであるべきと位置付けています。

特にロービジョンケアとは、視覚のリハビリテーションと考えられ、リハビリは元々、チーム医療を行う事が基本であり、ロービジョンケアにおいては、リハビリテーション科と眼科の連携が特に大切であると、強調されていました。