「声をあげよう~タートルの会」②
番組担当の塚本です。
昨日に引き続いて11月16日に開かれた「タートルの会」交流会について取り上げます。
歩行訓練士の中村透氏の講演の後は、参加者からの質疑応答が行われました。
この中で、中途失明の或る男性は、「中途失明だが、そうするとお前はダメだ。オレの言う事を聞けという圧力を感じる。だから声を上げずに黙ってしまう」と発言していました。
これに対して、中村氏は「おかしいことはおかしいと言う。それは別に怒っているという訳ではない。正しくモノを言っているだけだ。視覚障がい者がコンビニに行って、レジの店員に、何を買いたいかを伝えるのは当然の事だ」と話していました。
「声を上げることによって、クレーマーとしてとらえられないようにするには、どうしたらいいか」という質問に対しては、中村氏は「クレーマーとして扱われても、要求することは要求する」という姿勢が大事であると訴えていました。
更に中村氏は、「人に優しいという言葉は大嫌いだ。人に優しいのが、当たり前の社会になって欲しい」と強調していました。
「視覚障がい者はもっと声を上げていいのだ」という事を、参加者は実感していたのではないでしょうか。
昨日に引き続いて11月16日に開かれた「タートルの会」交流会について取り上げます。
歩行訓練士の中村透氏の講演の後は、参加者からの質疑応答が行われました。
この中で、中途失明の或る男性は、「中途失明だが、そうするとお前はダメだ。オレの言う事を聞けという圧力を感じる。だから声を上げずに黙ってしまう」と発言していました。
これに対して、中村氏は「おかしいことはおかしいと言う。それは別に怒っているという訳ではない。正しくモノを言っているだけだ。視覚障がい者がコンビニに行って、レジの店員に、何を買いたいかを伝えるのは当然の事だ」と話していました。
「声を上げることによって、クレーマーとしてとらえられないようにするには、どうしたらいいか」という質問に対しては、中村氏は「クレーマーとして扱われても、要求することは要求する」という姿勢が大事であると訴えていました。
更に中村氏は、「人に優しいという言葉は大嫌いだ。人に優しいのが、当たり前の社会になって欲しい」と強調していました。
「視覚障がい者はもっと声を上げていいのだ」という事を、参加者は実感していたのではないでしょうか。