「サイトワールド レポート」③

番組担当の塚本です。

11月1日~3日まで、墨田区産業会館で開かれた視覚障がい者のための総合イベント「サイトワールド」について、今日も取り上げます。

会場には盲導犬を連れて来場した視覚障がい者の姿を何人も見ました。

20代で完全に視力を失ったという男性は、盲導犬との生活が既に30年間に達し、現在は五頭目の盲導犬と生活しているということです。

盲導犬と一緒に片道40分ほど歩いて、職場に通い続けていました。

盲導犬は横断歩道の信号の色は識別できませんが、その部分はスマホにOKOという信号の色を識別してくれるアプリがあり、それを使っていたということです。

ただ、盲導犬についてはまだまだ世間の理解が進んでいないこともあり、例えばホテルに宿泊しようとしても盲導犬を連れていると、予約が難しかったり、いやな思いをすることも度々あったということです。

ホテルの宿泊はOKでも、レストランでの食事はお断りというところもあるようです。

盲導犬協会では、盲導犬を連れていることによる不利益への相談なども受け付けています。