「失ったのではなく、変わっただけ」
番組担当の塚本です。
9月30日から10月3日の「こぼれ話」のコーナーで、「日本弱視者ネットワーク」が開催したオンライン就労座談会の模様を紹介いたしました。
その後、「弱視者ネットつうしん コスモス」号が郵送されてきて、その中でこの座談会での質疑応答の内容が記されていました。
それによりますと、オンライン座談会の席で登壇した視覚障がいの28歳の男性が、「視覚障がいになってみて知ることが出来た変化という概念」について触れ、「視力が落ちたのは”失った”のではなく変わっただけ」と発言したことに対して、「そのような前向きな考え方に至ったきっかけがあったら教えて欲しい」との質問が出されました。
この質問に対する男性の答えは、「自分と同じくらいもしくは自分より見えにくい人たちが活き活きと暮らす術を持っていることを知ったからだと思います。しかしそういう術を知りさえすればいきなり前向きになれるかと言えば、それは全く違うと思います。大切なのは自分自身の絶望ととことん向き合う事です。」と答えています。
そう簡単には口に出せない言葉だなと感じます。
このオンライン座談会での登壇者のコメントは、「日本弱視者ネットワークのホームページ」で見ることが出来ます。
9月30日から10月3日の「こぼれ話」のコーナーで、「日本弱視者ネットワーク」が開催したオンライン就労座談会の模様を紹介いたしました。
その後、「弱視者ネットつうしん コスモス」号が郵送されてきて、その中でこの座談会での質疑応答の内容が記されていました。
それによりますと、オンライン座談会の席で登壇した視覚障がいの28歳の男性が、「視覚障がいになってみて知ることが出来た変化という概念」について触れ、「視力が落ちたのは”失った”のではなく変わっただけ」と発言したことに対して、「そのような前向きな考え方に至ったきっかけがあったら教えて欲しい」との質問が出されました。
この質問に対する男性の答えは、「自分と同じくらいもしくは自分より見えにくい人たちが活き活きと暮らす術を持っていることを知ったからだと思います。しかしそういう術を知りさえすればいきなり前向きになれるかと言えば、それは全く違うと思います。大切なのは自分自身の絶望ととことん向き合う事です。」と答えています。
そう簡単には口に出せない言葉だなと感じます。
このオンライン座談会での登壇者のコメントは、「日本弱視者ネットワークのホームページ」で見ることが出来ます。