「視覚障がい者の雇用拡大を東京都に要望」
番組担当の塚本です。
視覚障がい者の就労や雇用の実態、更に視覚障がい者の雇用に当たって、会社にはどんな配慮が求められるのかといった点については、今年3月放送の「知っていますか?ロービジョン」の番組で紹介しました。
番組で紹介した先進的な取り組みの一方で、視覚障がい者の就労・雇用がまだまだ厳しい状況にあることも忘れてはなりません。
昨夜(28日夜)、視覚障がい者の当事者団体である「東京視覚障害者協会(東視協)」が、東京都に対して視覚障がい者の就労・雇用の機会拡大を求める話し合いの場が持たれました。
都庁側からは総務局、産業労働局、福祉局などの担当者が出席し、東視協のメンバーからは率直な要望が出されていました。
この話し合いで取り上げられた論点は多岐にわたりますが、ここでは、東京都庁におけるあんま・はりきゅう・マッサージのいわゆる「あはき」の職域拡大に関する議論を紹介しておきます。
具体的な質疑の一例としては、「盲学校で最も力を入れているあはきの教育が、雇用に結びついていない実態を東京都はきちんと把握し、都職員の採用に当たって、充分配慮すべきではないか」といった声が相次ぎました。
これに対する都側の回答は、大筋として「要望事項については担当部局には伝えてある」というニュアンスのものが多く、なかなかかみ合った議論にはなってはいませんでした。
昨夜の話し合いの模様については、今後も随時、このコーナーで紹介したいと思います。
視覚障がい者の就労や雇用の実態、更に視覚障がい者の雇用に当たって、会社にはどんな配慮が求められるのかといった点については、今年3月放送の「知っていますか?ロービジョン」の番組で紹介しました。
番組で紹介した先進的な取り組みの一方で、視覚障がい者の就労・雇用がまだまだ厳しい状況にあることも忘れてはなりません。
昨夜(28日夜)、視覚障がい者の当事者団体である「東京視覚障害者協会(東視協)」が、東京都に対して視覚障がい者の就労・雇用の機会拡大を求める話し合いの場が持たれました。
都庁側からは総務局、産業労働局、福祉局などの担当者が出席し、東視協のメンバーからは率直な要望が出されていました。
この話し合いで取り上げられた論点は多岐にわたりますが、ここでは、東京都庁におけるあんま・はりきゅう・マッサージのいわゆる「あはき」の職域拡大に関する議論を紹介しておきます。
具体的な質疑の一例としては、「盲学校で最も力を入れているあはきの教育が、雇用に結びついていない実態を東京都はきちんと把握し、都職員の採用に当たって、充分配慮すべきではないか」といった声が相次ぎました。
これに対する都側の回答は、大筋として「要望事項については担当部局には伝えてある」というニュアンスのものが多く、なかなかかみ合った議論にはなってはいませんでした。
昨夜の話し合いの模様については、今後も随時、このコーナーで紹介したいと思います。