「全盲の科学者 浅川智恵子さん」③
番組担当の塚本です。
全盲の科学者であり、「日本科学未来館」の館長でもある浅川智恵子さんのチャレンジを今日も紹介します。
スマホやインターネットの普及によって、視覚障がい者の情報へのアクセス環境が飛躍的に向上する一方、移動のアクセシビリテイについては、地図アプリの利用という手段にとどまっていることに気づいた浅川さんは、視覚障がい者が自由に街歩きを楽しめるように、スーツケースが白杖代わりに視覚障がい者の歩行をサポートするロボットの提案を思いつきます。
スーツケースにAIや認識機能、制御機能、モーターなどロボットに必要な機能を搭載することが出来れば、視覚障がい者のナビゲーションロボットになるという発想でした。
「AIスーツケース」の試作品は2018年に完成し、2021年にピッツバーグ国際空港で、実証実験が行われました。
日本国内では、日本科学未来館の館内のみならず、日本橋のショッピングモールや、更に屋外の公道での実証実験なども行われています。
視覚障がい者が一人で自由に歩けるような夢のような未来を実現するために、浅川さんは、「もし事故が起きたらどうするんだ、何かあったらどうするんだ」という声が必ず上がりがちなことを危惧しています。
これは、「何かあったらどうするんだ症候群」と呼ばれているそうで、浅川さんは、新しいテクノロジーの開発に当たっては、「やってみよう、やってみよう、やってみなけりゃ分からない」を合言葉にしたい、「何かあったらみんなで考えよう」という発想への転換を呼び掛けています。
AIスーツケースの実用化に向けて、浅川さんと日本科学未来館スタッフの挑戦は続きます。
全盲の科学者であり、「日本科学未来館」の館長でもある浅川智恵子さんのチャレンジを今日も紹介します。
スマホやインターネットの普及によって、視覚障がい者の情報へのアクセス環境が飛躍的に向上する一方、移動のアクセシビリテイについては、地図アプリの利用という手段にとどまっていることに気づいた浅川さんは、視覚障がい者が自由に街歩きを楽しめるように、スーツケースが白杖代わりに視覚障がい者の歩行をサポートするロボットの提案を思いつきます。
スーツケースにAIや認識機能、制御機能、モーターなどロボットに必要な機能を搭載することが出来れば、視覚障がい者のナビゲーションロボットになるという発想でした。
「AIスーツケース」の試作品は2018年に完成し、2021年にピッツバーグ国際空港で、実証実験が行われました。
日本国内では、日本科学未来館の館内のみならず、日本橋のショッピングモールや、更に屋外の公道での実証実験なども行われています。
視覚障がい者が一人で自由に歩けるような夢のような未来を実現するために、浅川さんは、「もし事故が起きたらどうするんだ、何かあったらどうするんだ」という声が必ず上がりがちなことを危惧しています。
これは、「何かあったらどうするんだ症候群」と呼ばれているそうで、浅川さんは、新しいテクノロジーの開発に当たっては、「やってみよう、やってみよう、やってみなけりゃ分からない」を合言葉にしたい、「何かあったらみんなで考えよう」という発想への転換を呼び掛けています。
AIスーツケースの実用化に向けて、浅川さんと日本科学未来館スタッフの挑戦は続きます。