「わが国の視覚障害者の将来」報告⑧
番組担当の塚本です。
「日本視覚障害者団体連合」が作成した「わが国の視覚障害者の将来」と題する報告書を紹介してきましたが、今日はその八回目で、「視覚障害者の地域生活での課題」について触れます。
先ず、衣食住の住に関わる問題としては、現状では視覚障害者用の住宅確保について、特段の支援制度がなく、特に盲導犬の利用者が賃貸住宅を確保するのが、著しく困難な状況にあると指摘されています。
また、地域の町内会・商店会などとのつながりについては、災害時の避難や避難所での生活は、日ごろからの地域社会とのつながりがないと成り立たないとの認識を、地域社会の側も認識する必要があるのではないかとされています。
その他、最近の店舗の無人化やセルフレジの普及によって、視覚障害者の買い物が次第に困難になりつつある現実、クレジットカード契約の際、視覚障害者が自署できないために契約に至らないケース、更にネットショッピングの普及になかなかついていけない問題などが報告されています。
「日本視覚障害者団体連合」が作成した「わが国の視覚障害者の将来」と題する報告書を紹介してきましたが、今日はその八回目で、「視覚障害者の地域生活での課題」について触れます。
先ず、衣食住の住に関わる問題としては、現状では視覚障害者用の住宅確保について、特段の支援制度がなく、特に盲導犬の利用者が賃貸住宅を確保するのが、著しく困難な状況にあると指摘されています。
また、地域の町内会・商店会などとのつながりについては、災害時の避難や避難所での生活は、日ごろからの地域社会とのつながりがないと成り立たないとの認識を、地域社会の側も認識する必要があるのではないかとされています。
その他、最近の店舗の無人化やセルフレジの普及によって、視覚障害者の買い物が次第に困難になりつつある現実、クレジットカード契約の際、視覚障害者が自署できないために契約に至らないケース、更にネットショッピングの普及になかなかついていけない問題などが報告されています。