「全国盲学校フロアバレーボール大会」

番組担当の塚本です。

20日(火)~22日(木)まで、八王子市内の体育館で、「第八回全国盲学校フロアバレーボール大会」が開催されています。

フロアバレーボールというのは聞きなれない競技名で、実際にご覧にならないと、どんなスポーツなのかを理解するのは多少難しいかも知れません。

フロアバレーボールは、視覚障がい者と健常者が一緒にプレーできるように考案されたスポーツです。

プレーヤーは6人で構成されます。

ネットは、床面から30センチの高さに張られ、通常のバレーボールとは違って、ネットの上部ではなく、ネットと床面の間の30センチの空間にボールを強く打ち込んで、相手のレシーブミスなどを誘うスポーツです。

15点先取で1ゲーム。2ゲーム先に取った方が勝ちとなります。

前衛は3人で、アイマスクなどを着用し、何も見えない状態でプレーします。

前衛は相手コートから強く打ち込まれたボールがネットと床面との間の30センチの空間を通ってくるのをレシーブしたりする役割がメインとなります。

後衛の選手は、転がってきたボールを別の選手に手で軽く打ってつなぎ、それを受けた選手が相手コートに強く打ち返すスパイクなどをします。

21日の第一試合では、岩手県立盛岡視覚支援学校と鹿児島県立鹿児島盲学校が対戦し、ゲームカウント2対1で、盛岡が勝利しました。

もっと詳しくフロアバレーについて知りたい方は、22日(木)にも試合の模様がライブ配信されますので、「盲学校フロアバレーボール大会」で検索してみてください。

また「フロアバレーボール連盟」のHPでも過去の試合の映像を見ることが出来ます。