「障がいの進行に伴う不安や心配事への対処」

番組担当の塚本です。

先月28日に行われた「日本弱視者ネットワーク」のオンライン交流会では、視覚障がいの方々の率直な思いが、様々に語られました。

日本弱視者ネットワークの会報誌から、その幾つかを今後、ご紹介していきたいと思います。

先ず、「障がいの進行に伴う不安や心配事」をテーマにした意見交換では、「医者は病気の治療を最優先に考え、術後のQOLの維持までは考えない。病気を治すことと同時に、自身で障がいを受け入れるなどの心のケアも大切だ」と当事者ご本人の気の持ち方などに言及した発言がありました。

また、当事者団体にアドバイスを求めることの有効性などにも触れられ、例えば「相談先として東京都盲人福祉協会やタートルの会など、当事者から得られる情報も多い。当事者団体などで仲間を作って、日ごろの悩みや愚痴を言い合うだけで、ずいぶん気が休まるので活用して欲しい」といった声も聞かれていました。