バリアフリー演劇結社「ばっかりばっかり」

番組担当の塚本です。

「観る側も、演じる側もバリアフリー」という理念を掲げて様々な形で、演劇活動を続けている「ばっかりばっかり」という劇団があります。

メンバーは、視覚障がい者の美月めぐみさん、晴眼者の鈴木橙輔さんとぺんぺんさんの三名です。

この「ばっかりばっかり」の 朗読会が11日(日)の午後、オンラインで開催され、多くの人が三名の演者の朗読を楽しんでいました。

朗読作品は三作で、そのうちの一作は、 岡山県の盲学校の元教頭の竹内さんという人のオリジナル作品で、視覚障がいの母を持つ子のクラスメートとのいさかいや友情を温かく描く作品でした。

オンライン朗読会には多くの視覚障がい者が参加し、終了後、共感の声が数多く寄せられていました。

「ばっかりばっかり」の合言葉は、「障がいを持った役者? 普通にいますけど、それが何か」というものだそうです。

今後も、見続けていきたい、聞き続けていきたい演劇結社です。