令和6年版「障害者白書」

番組担当の塚本です。

先日、令和6年版の「障害者白書」が発表されました。

まだ白書の全文を読んではおりませんで概要版しか目を通しておりませんが、今回の白書の内容をごくごくかいつまんで記させていただきます。

今年の「障害者白書」の特徴は、今年4月に施行された「改正障がい者差別解消法」によって、事業者による障害者への合理的配慮の提供の義務化を受けて、様々な取り組みの事例を紹介している点にあるようです。

合理的配慮とは、障がい者やその支援者から、職場や学校などで、不自由がなくなるように何らかの配慮を求めるとの意思表示があった場合には、その実施に伴う負担が過重でない限り、社会的障壁を取り除くための配慮を行う事が求められるというものです。

合理的配慮提供義務の施行に向けて、国は障がい者の要望や相談に対応する機関として、「つなぐ窓口」を設置していますが、相談件数は2023年10月が100件だったのに対し、半年後の2024年3月には336件へと増えています。

詳細は改めて、この欄で紹介させていただきます。