「みんなでパラスポーツを語ろう」②

番組制作担当の塚本です。

昨日に引き続き、先月30日に開かれたNEXT VISION主催のオンラインイベント「みんなでパラスポーツを語ろう」での日本視覚障害者柔道連盟会長の初瀬勇輔さんの講演内容を紹介します。

初瀬さんのお考えによりますと、「オリンピックが平和の祭典」であるとすれば、「パラリンピックは人間の可能性の祭典」だという事です。

「We The 15」という言葉があって、これは世界の人口の約15%の人が、何らかの障がいを持つ人であるという事を示しています。

そしてパラリンピックの目標について、初瀬さんは「パラリンピックムーブメントの推進」を通して、この15%の人たちを包摂したインクルーシブな社会を作り出すことと話していました。

Impossible(不可能)という意味の英語があります。

この綴りのIとmの間に’カンマを入れると、

I’m possibleと変化します。不可能から可能に変わる。これがパラスポーツの普遍的な理念と言えます。

尚、この初瀬勇輔さんの講演は、NEXT VISIONのHPの「ロービジョンの集い」の欄で視聴することが出来ます。