「視覚障がい者向け機器展示会」

番組制作担当の塚本です。

ゴールデンウイーク期間中は、このコーナーは休みとさせて頂きましたが、今日から再開致します。

今週は連休中に行われた視覚障がい者の様々な活動を紹介します。

4月27日(土)に練馬区立産業プラザで、視覚障がい者向けの機器展示会「第33回アメデイアフェア」が開催されました。

この展示会は、視覚障がい者向けの様々な用具の開発・販売を手掛ける株式会社アメデイアが主催しているもので、今年は22団体が出展しました。

出展したのは安全な歩行を支援する各種の製品を製造販売する会社や、拡大読書器、音声読み上げ機器などを製造販売する会社、更に日本盲導犬協会など22の企業・団体です。

情報機器、歩行支援ツール、点字関連のグッズなど視覚障がい者にとって必要な福祉用具が、一堂に集められているという事で、来場した視覚障がい者には好評でした。

23歳で中途視覚障がい者になった男性は、その後19年間、弱視と視野狭窄に苦しんでいましたが、この展示会に来場し、「今はパソコン1台、スマホ一つで色々なことが出来る便利な社会になっていく途中だと思う。今後、AIが進歩すれば、視覚障がい者の生活もガラリと変わるのではないか」と将来に期待を寄せていました。