「国際盲導犬の日」

番組制作担当の塚本です。

あまり知られていませんが、毎年4月の第4水曜日は「国際盲導犬の日」だそうです。

今年は一昨日の4月24日(水)でしたが、この日に合わせて、日本盲導犬協会は盲導犬育成のためのボランテイアへの協力を呼び掛けています。

日本国内では昨年度の集計で、836頭の盲導犬が活動中で、新たに34頭の盲導犬が仲間に加わりましたが、その育成には多くのボランテイアが必要とされています。

特に、盲導犬として育てようとしたものの、犬の性格などから、盲導犬には向かないと判断された犬や、盲導犬を引退した犬を引き取って飼育してくれるボランテイアの不足が目立つということです。

また将来、盲導犬としての訓練を受ける予定の犬を1歳になるまで飼育してくれるボランテイアも必要な人数を下回っているのが実情です。

視覚障害者の安全な歩行を助けてくれる盲導犬の育成の為には、飼育ボランテイアの安定確保が課題として浮かび上がっています。