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アースデイ東京2021!

伊藤 佳子

4月22日は「アースデイ」=地球のことを考えて行動する日でした。

日本でも20年前から毎年代々木公園を中心に、
地球・自然・人間・文化など、幅広いテーマのイベント
「アースデイ東京」が開催されています。

コロナ前までは、ブースを出す出展者は200を超え、
来場者は、10万人以上に及んでいました。

去年は新型コロナウイルスのため、
代々木公園の開催は中止、オンライン開催となりましたが
今年はオンラインの他、
代々木公園でも規模を大幅に縮小しての開催となりました。
会場には、ポルシェの電気自動車も展示!
展示してあるポルシェのシートは、オリーブの葉をなめし工程に利用した「OLEA」レザー
が使われていました。
ポルシェ初の電気自動車、アースデイ東京の会場でも注目を集めていました。
お値段はおよそ1400万円!

その他、オーガニックコットンの専門ブランド「メイド・イン・アース」のブースでは
コロナ感染防止対策を万全に、この日は 種をとった綿から糸紬をするワークショップも開かれました。

また、数年前にも取材したシリアの「アレッポの石鹸」も出店していました。
シリアでは、終わりの見えない内戦状態が続く中
「アレッポの石鹸」を輸入販売している太田昌興さんが取引をする生産者は
シリアのラタキアに工場を移転、
爆撃でぼろぼろになったアレッポの工場も修復し、
今後再開が予定されているそうです。
今シリアはどうなっているのか聞くと
相当厳しい状況だと…。

今、庶民が最も苦しいと太田さんは話してくれました。
経済制裁で物価も30倍ぐらいに跳ね上がってしまって、そもそもものがない。
支援に頼らざるを得ないが結局物流は限られてるので、5時間以上並んで、配給を受け取るしかないそうです。
仕事そのものが今はないと…。かつていないといわれた物乞いもホテルの前で待っているそうです。
2011年から続くシリアの内戦では、様々な要因が複雑に絡み合っていて、
解決までには多くの課題が残されています。

この記事を書いたのは…

伊藤 佳子
伊藤 佳子

ボッチャ大会に子供たちの田植え体験…取材した私が楽しく感動しました!人のために力を尽くす…そんな素敵な人や活動をどんどん紹介していきたいです。

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