2021.01.11
妊娠中、子育て中のお母さんたちに「きずなメール」を!
鈴木 純子
妊娠中、子育て中のお母さんたちに「安心・つながり・楽しみ」を
LINEやメールで届ける
「きずなメール」という取り組みがあります。
NPO法人きずなメールプロジェクト代表理事の大島由起雄さんは、お子さんを授かったときにアメリカの本で
「胎児の成長を毎日綴った」ものをプレゼントされました。
その本が興味深くてご夫婦で読み進めたそうです。
社会に役立つことをしたいと思っていた大島さん、この本のアイデアを元に
オリジナル日本語版を作って、毎日メールで届けることはできないだろうか。
と、取り組みをはじめました。
これがきずなメールプロジェクトの始まり。
今から10年ほど前のことでした。
NPO法人きずなメールプロジェクト代表理事
大島由起雄さん
利用者からは、不安が解消した、タイムリーなものが届いて
助かる。などの反応が届きました。
また出産後も読みたい。という声があったため、
産後のきずなメールの制作・配信が始まりました。
これまでに延べ20万人の方がきずなメールの読者となっています。
孤育て、児童虐待を防ぐために、「ゆるく」繋がり続けることの
大切さを、きずなメールは実践しているのです。
大島さんたちは、今、きずなメールの「やさしい日本語版」を
作ろうとしています。在住外国人の8割はやさしい日本語を
理解できる。であれば、40か国語に翻訳するより、
やさしい日本語版を作ったほうが、より多くのお母さんに
きずな
を届けることが出来るのではないだろうか。
1/22まで、Ready forというサイトで、
クラウドファンディングに挑戦中。
ALL OR NOTHING方式での挑戦です。
是非ご協力をお願いいたします。
私、鈴木純子も、このきずなメールのお蔭で
妊娠、出産、子育て期をより楽しむことが出来ました。
今も、お子さんを授かった友人には、まず
きずなメールをお勧めしています。
*2/12追記
お蔭様で1/21まで挑戦していたクラウドファンディングは成立しました。
最終的に207人の方から224万9000円の寄付が集まったそうです。
まず、2021年12月31日までに「やさしい日本語への翻訳」の完成を目指すそうです。
今後の経過も番組で紹介していけたらと思っています。
番組を聴いて実際に寄付をしてくださった方。広めてくださった方。
ありがとうございます。
これからもリスナーの皆様の気づきに繋がる番組をお届けしていきます。