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障害のあるアーティストのアートを社会に送り出すヘラルボニー

鈴木 純子

2/4のカラフルレンズをお聴きいただき、
ありがとうございました。

SDGsを考える「カラフルボイス」は
障害のあるアーディストのアート作品を社会に送り出している
株式会社ヘラルボニー 代表取締役社長松田崇弥さんにお話を伺いました。

「カラフルレンズ」という番組を担当することが決まったとき、
必ず取り上げようと思っていた企業のひとつが、
ヘラルボニーです。

私自身ヘラルボニーの大ファン。だって圧倒的にカッコいい。
その作品はぜひ、ヘラルボニーのサイトでたっぷりご覧ください。

社長の松田崇弥さんは、文登さんという双子のご兄弟と、
4つ上の重度の自閉症のお兄様の三兄弟。
親せきの人が
「お前は兄貴の分まで頑張れ」
などということに違和感を覚えていたといいます。

社会人になって、障害のある方のアートの素晴らしさに出会い、
この事業の起業を決めました。

ヘラルボニーという会社名は、お兄さんが自由帳に書いていた謎の言葉。
一見意味がないと思われる思いを企画して世の中に価値として創出したい、
という思いが込められています。

ヘラルボニーのアート作品は、服、ネクタイ、バッグ、マイボトルなど
様々なものに加工されて私たちが身に着けることができます。

さらに企業とのコラボレーションも多く、
クレジットカード、サバ缶、工事現場の仮囲い。そしてランドセルとの
コラボレーションも実現しました。

1/31を異彩の日、としてヘラルボニーは、ライフスタイルブランドに進出しました。
現在、Makuakeを通したプロジェクトに挑戦中です。

共感の輪が広がって、どんどん変化、進化していくヘラルボニー。
障害のある方の作品、ということを前面に押し出すのではなく、商品の魅力で
勝負しています。支援や貢献という言葉には逃げない。
ヘラルボニーが実現したい社会は、
「障害のある方のすべてがアートにたけているわけではない。障害のある人もない人も
ありのままの姿が肯定されていく社会」
だと松田さんは語ります。

現在東京の京橋でヘラルボニーのアートに触れることができます。
私も、カラフルレンズスタッフも、「行こう!」と話しています。
あなたも、ぜひぜひ、ヘラルボニーのアーティストたちの
作品に触れてみてください。詳しくはこちらから。

来週2/11も松田崇弥さんにお話を伺います。
ヘラルボニーの作家さんたち、ご家族の反応や、
アーティストの収入についても伺っていきます。

お聴きください!

この記事を書いたのは…

鈴木 純子
鈴木 純子

小学4年生の娘は2回目のヘアドネーションに向けて髪を伸ばしています。番組ではあなたの気づきにつながる話題をお届けします。

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