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音で電気を作る取り組み

坂口 愛美

2月8日(火)のカラフルレンズでは、音から電気を作る会社、その名も「株式会社音力発電」の速水浩平さんにお話を伺いました。
音や押す力など、身の回りにあるエネルギーを使って発電する「エネルギーハーベスティング」。
2000年頃、ドイツを中心としたヨーロッパで誕生した考え方で、2010年頃に日本にも入ってきたそうです。
ただ、速水さんはもっと前に音が持つ可能性に気づいていました。
速水さんが音で発電するアイデアをひらめいたのは、発明好きだった小学生のとき。
理科の授業でモーターと電気の関係を学んだ時に、「スピーカーは電気を流すと音が出る。それなら音から電気をつくることがってできるのではないか」と考えたそうです。
そのアイデアを温め続けた速水さんは、大学に入ってから本格的に研究を始め、大学院に入った2006年に「株式会社音力発電」を設立。
2年ほどかけて技術を確立させましたが、音ではどうしても発電力が小さくなってしまうため、この仕組みを応用して他の発電方法も考えました。
それが、人が歩いて揺れることで発電する床や海の波を使って電気を作る「波力発電」。
発電床は実際に東京ビッグサイトなどで導入されているほか、今後は世界でも初めてとなる「波力発電」の製品化に力を入れていきたいと話してくださいました。
これからも応援しています!

また、音力発電とは関係ありませんが…今日から新コーナーがスタート!
私、坂口が大好きなドラえもんの映画で見つけたSDGsなどをご紹介しました。
来週もよろしくお願い致します!

この記事を書いたのは…

坂口 愛美
坂口 愛美

愛媛県の自然豊かな棚田で、趣味として米作りを続けています。
緑あふれる大好きな風景を守るために何ができるのか…環境問題について、しっかり考えていきたいです。
他にも色々な分野を取材して、わかりやすくお伝えしていければと思います。

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