１月２８日（金）「カラフルレンズ」、お聴きいただきまして
ありがとうございました。
ＳＤＧｓを考える「カラフルボイス」では
東日本大震災の被災地から持続可能な社会を実現するため奔走している
ロッツ株式会社社長の富山よしのぶさんにお話を伺いました。

富山さんが今挑戦しているのは、薬剤師さんが作る
オーガニックチョコレートです。
岩手県陸前高田市気仙町の発酵の里「カモシー」に一昨年１２月
オープンしたオーガニックチョコレート工房兼店舗「カカオブローマ」では、
スーパーフードで、発酵食品でもあるカカオを使って
こだわりのチョコレートを作っています。

香り高い南インド産のオーガニックカカオと沖縄の黒糖だけで
作るチョコレートは、ひじょーーーーに手間がかかるそうです。
ですが、美味しさと品質は、折り紙付き（昭和な表現）

障がい者雇用にも取り組んでいて現在１３名が働いてくださっているそうですが、
カカオの選別に素晴らしい才能と集中力で取り組んでくださる方も
おられるそうです。
また富山さんが、あいまいな指示を出したためにうまく動けなかった。
的確に明確な指示を出したらきちんと仕事ができた。
と、障害のある方たちの雇用を通じて
自分の至らなさを実感したというお話もしてくださいました。

カカオブローマでは、バレンタイン商品も充実しています。
宮城県、岩手県など現地でしか買えない限定品もありますが、
東京は伊勢丹新宿店でしか買えないチョコレートもあります。

贈答用のブラウニーやテリーヌも魂のこもった美味しさです。

ぜひ、通販と合わせて、現地で商品を購入して
カカオブローマのチョコレートを味わってみてください。

人口が減少している陸前高田周辺では、障害のある方も高齢の方も、
働ける方が生き生きと働ける環境が必要です。
それが地域のパワーにつながり持続可能な社会の実現になるのです。

富山さんたちの挑戦を、これからも文化放送では
追い続けます。

カカオブローマのウェブサイトはこちらです。