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古着deワクチン

鈴木 純子

「カラフルレンズ」昨日もお聴きいただき、ありがとうございました。

SDGsについて考える「カラフルボイス」は私イチオシ。

不要になった衣類を、再び誰かのために役立てて、同時に社会貢献できる「古着deワクチン」を

紹介しました。

日本リユースシステム株式会社の望月美香さんにリモート出演していただきました。

 

「古着deワクチン」という取り組みは、

不要な衣類を送ることで、 開発途上国の子どもたちにポリオワクチンが寄付されるサービスです。

具体的にいいますと、税込み3,300円で回収キッドを購入すると強化紙袋と着払い伝票が送られてきて、

袋に不要な衣類を入れて送ると、ポリオワクチン5人分が寄付されるという仕組みです。

送れるものは、衣類やアクセサリー靴、帽子、バッグ、作業着、ランドセルなど様々。

集まった古着は日本でいったん木更津のセンターに集められます。

これらを11/1~はカンボジアの古着deワクチンセンター、という直営店で販売。

ここで売れればさらにワクチン1人分寄付されます。

 

残ったものは、仕分けして再輸出センターへ。ここからインド、マレーシアなどにも送られます。

カンボジアの直営センターで販売するスタッフは、ポリオ患者の方々。下半身や手足のマヒなどがある方だそうです。

支援を受ける側から、支援する側になりたいと願った方々がスタッフとなっています。

その後の仕分け作業はスモーキーマウンテン、ごみ山で生活している方に担ってもらっています。

貧困から抜け出すきっかけをつかんだ方もおられます。

 

昨年お話を伺ったときには、「直営センターを作りたい!」という今後の目標を伺っていたので

それが実現したことが嬉しくてたまりません。

カンボジアの古着deワクチンセンターがどのように発展していくのか。

これからも見守りたいです。

「古着deワクチン」興味を持たれた方は、こちらから。

 

ワクチンで防ぐことができる感染症であっても

世界を見渡せば、いまだにその脅威にさらされている子どもたちがいます。

開発途上国の子どもたちにポリオワクチンを送る、「古着deワクチン」という

取り組みが、新型コロナウイルス感染拡大の以前から、厳しい状況で日々を過ごしている

子どもたちとその家族に思いをはせるきっかけになればと思います。

 

 

 

 

 

 

 

この記事を書いたのは…

鈴木 純子
鈴木 純子

小学4年生の娘は2回目のヘアドネーションに向けて髪を伸ばしています。番組ではあなたの気づきにつながる話題をお届けします。

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