2020.08.06
こども宅食応援団!
伊藤 佳子
「こども宅食」というコトバを聞いたことはありますか?
生活の厳しい子育て家庭に、定期的に食品を届け、
食をきっかけにその家庭とつながりながら、見守り活動を行うという取り組みです。
「こども宅食応援団」は、その取り組みを広める活動をしていて、
今、全国で19団体を支援、利用している家庭は5000世帯近くに及びます。
広報を担当されている新海 舞さんにお話を伺いましたが
小学生のお子さんのママで、とてもかわいらしい方ですが、
「困っている家庭を助けたい!」という強い気持ちが感じられました。
その「こども宅食応援団」15例目の支援となったのが
8年以上前から「子ども食堂」や「無料学習支援」など幅広く活動されている団体です。
生活に困っている家庭に、無料で食品などを提供する「フードパントリー」を取材させていただきました。
この日は、こちらの写真の他に、お米やパスタ、野菜などが
事前に予約をしていた家庭に配られました。
「豊島子どもWAKUWAKUネットワーク」の方たちは、
子どもたちやお母さんに食品を渡しながら、他の支援の情報を伝えたり
仕事の様子を聞いたり交流します。
理事長の栗林知絵子さん(向かって左)と理事の荒砥悦子さん
マスクをされていますが、笑顔の素敵なお二人…
様々な支援に尽力されていますが、
「笑顔になるお子さん、親御さんがいたら、それが心の糧になる。
豊かな気持ちになれて、決して一方通行ではない」
と話してくださいました。