2020.08.02
身近な「食品ロス」
松井佐祐里
私たちにとって身近な問題のひとつ、「食品ロス」。
農林水産省および環境省の平成29年度のまとめによると、
日本国内で年間612万トンもの食品ロスがでているそうです。
たとえば・・・
安くなっていたからついつい買いすぎてしまったり、
野菜や果物の皮を厚くむいてしまって食べられるところも捨ててしまったり、
外食の時、苦手なものやお腹いっぱいなことが理由で残してしまったり・・・
何気ない行動から食品ロスが生まれているのです。
一方で、食品ロスを減らそうとさまざまな企業が取り組みを進めています。
今回のSDGs Voiceでは、その中のひとつ、デイブレイク株式会社を取り上げました。
規格外や、新型コロナウイルスの影響で販路を失ったことなどが理由で、まだ食べられるのに廃棄される果物。
そのような廃棄予定のものを生産者から買い取り、特殊な冷凍技術で凍らせ、
フローズンフルーツとして生まれ変わらせる取り組みを行っている会社です。
ひんやりしているので暑い夏にぴったり!手軽に果物を食べられるのもいいですね。
どのような思いで取り組んでいるのか。
代表の木下昌之さんにインタビューし思いを聞きました。
生産者の皆さんが愛情込めて育てたものに価値を生み出したいと話す、木下さん。
廃棄予定だった果物を価値に変えることで、食品ロスを減らすことができ、生産者の雇用も守りたい。
そして消費者に、美味しく食べるだけで社会貢献できるんだ!と思ってもらえれば、と話していました。
ロスを減らすためにはどうすればいいか。私もこの機会に考えてみようと思います!