ジャニー氏性加害問題は、業界メディアの責任も…。大竹「７０年放置してきた業界とメディアの責任」

ジャニーズ事務所の創業者・故ジャニー喜多川氏による性加害問題を受け、事務所が設置した外部の専門家による「再発防止特別チーム」が２９日、東京都内で記者会見を開き、性加害を認定する調査結果を公表した。「長期間にわたって広範に性加害を繰り返していた事実が認められた」と指摘。そして再発防止策について、同事務所に対して「組織としてジャニー氏の性加害が事実であることを認め、被害者に真摯に謝罪し、すみやかに被害者と対話を開始してその救済に乗り出すべきである」と提言。藤島ジュリー景子社長に対しては「解体的出直しをするため辞任すべき」と辞任を求めた。

特別チームは今年5月26日から8月29日まで、性加害の被害者や事務所関係者ら41人からヒアリングを行った。その結果、ジャニー前社長について「古くは1950年代に性加害を行って以降、ジャニーズ事務所においては1970年代前半から2010年代半ばまでの間、多数のジャニーズJr.に対し、長期間にわたって広範に性加害を繰り返していた事実が認められた」と数十年に渡る性加害を事実と認定した。

この問題を受けて、大竹は次のようにコメントした。

大竹「今の社長はどういう関係の人がやってるんですか？」

砂山アナ「ジャニーさんのお姉さんのメリーさんの娘さんですね」

大竹「同族でやってると、過去何十年にわたるこの性加害を認めて償っていくのが難しいのではということで、辞任を求めると。第三者委員会だけど、事務所が設置した委員会の割には厳しい意見を言っているね。何十年間……、これ性犯罪だよねぇ。どこまで業界の上の人たちがこの件を知っていて、どこまで上の人たちがジャニーズ事務所に逆らえなかったのかは私の知るところではありませんが、業界がやっぱりもうちょっと力を発揮してもよかったんじゃないですか？これを取り巻くメディアも何も知らなかったのかなぁ？知ってて報道しなかったのかなぁと。１９５０年だよ！？７０年放置してきたという業界とメディアの責任。ジャニーさんがお亡くなりになってからしかできなかったのかなぁと。こうなってしまった以上、被害にあった人たちへの救済と補償の面としっかりやっていかないといけないよね」

砂山アナ「この第三者委員会は、エンターテインメント業界全体の先頭に立ってジャニーズ事務所が率先して、積極的にエンターテインメント業界全体を変えていくという姿勢で臨んでほしいと語っています」

大竹「これはTV業界、メディア、このラジオも全部含めて自省して踏み出してほしいと思うんですけどね」

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