【西武】松井稼頭央監督インタビュー 「目の前の試合を1試合1試合全力で戦っていきたい」

【西武】松井稼頭央監督インタビュー 「目の前の試合を1試合1試合全力で戦っていきたい」

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8月29日放送のライオンズナイターでは、楽天モバイルパーク宮城で行われた楽天-西武21回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの松井稼頭央監督にインタビュー。新外国人のブルックス・クリスキー投手や1軍に復帰した柘植世那選手について訊いた。

――仙台は暑いですか?
松井「暑いですよ。夜はそこまででもないと思いますけど、昨日の夜もすごく蒸していましたね」

――東京とあまり変わらないですね?
松井「昨日は東京より暑かったのではないですか? 僕も楽天にいたときがあったので、最初にいたときはまだ夏はすごく短かった。今はもうどこも暑いと思いますけど」

――先週(8月22日~27日)はファンにとっても悔しい1週間でしたが、どう振り返りますか?
松井「もちろん悔しい1週間ですよ。オリックスに3連敗して、その後日本ハム(1勝2敗でカード負け越し)……本当にね、悔しい1週間ですね。順位的にも現状下(最下位)にいったわけですからね、まだ残り試合がもちろんあるので、1つでも何とか上を目指してやっていきたいと思います」

――そのような中、明るい材料としては新外国人投手ブルックス・クリスキー投手です。ここまで3試合、3イニングを投げて無失点。ここまでの投球内容はいかがですか?
松井「来日してからファームで調整して、段階を踏んで順調にきていると思います。来日して初めてのファームでの試合も、ちょうど親子ゲームでしたので僕もちょっと見ていましたけど、最初の日本でのゲームということもありボールも違う中、しっかりと調整して上がってきてくれたなと思います」

――デビッド・マキノン選手がチームで唯一開幕から全試合スタメン出場していましたが、右肩痛で登録抹消ということで、どんな様子でしょうか?
松井「本人ともちょっと話して、投げる方はごまかして投げられるということだったが、やはり打つ方が少し痛みがあるというところだった。1年間戦っていく中で多少の痛みであったり、多少の怪我の中でも、どの選手もやるとは思う。マキノンもその状態でやってきた中で、チームに迷惑をかけるのではないかというところも含めて話がありましたので、一度しっかり治して戻ってほしいということも含めて、抹消することになりました」

――守備の面でも土曜日のファイターズ戦(8月26日、西武ー日本ハム19回戦)でスーパーキャッチを見せるなど、とても見所がある選手なので本当に早く戻ってきてほしいですね?
松井「そうですね。あそこのファーストでの守備というのは本当にチームを幾度となく助けてきてくれた守備でしたので、マキノンのいない現状の中で、みんなでカバーしあって戻ってくるまでしっかり戦いたいなと思います」

――柘植選手がファームから帰ってきて、手応えはいかがでしょうか?
松井「リードはもちろんですが、あのバッティング(8月27日、西武ー日本ハム20回戦の9回ツーアウトから右中間にタイムリーツーベース)はもうね、柘植らしいバッティングといいますか、逆方向に良い打球に出てきていますからね。攻守でチームを勝利に導いてくれたらと思います」

――この試合(8月22日、楽天ー西武21回戦)について伺います。先発の松本航投手は前回のホークス戦、6回7安打2失点と粘りのピッチングでしたが、どう評価していますか?
松井「松本も(ファームから)上がってきてから良いものを見せてくれていますし、本来の松本の真っすぐにしてもそうですけど、終盤になってもスピードが落ちることなく良い投球をしてくれていると思います」

――この試合、ピッチングのポイントはどのあたりでしょうか?
松井「もちろん松本の良さを出してもらえたらいいと思いますし、この試合の中で相手がどう対応してくるのか、またこちらがどう対応していくのかというところも含めて、バッテリーで話をしながら1イニングでも多く投げてもらいたいなと思います」

――残り30試合となりました。ファンの皆さんへメッセージをお願いします。
松井「ここの30試合が非常に大事だと思いますし、目の前の試合を1試合1試合全力で戦っていきたいと思いますので、応援のほどよろしくお願いいたします」

※インタビュアー:小川真由美アナウンサー

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