ROLLY「歌謡曲って洋楽ベースに“かつおだし”が効いてるんですよ」
もうすぐ還暦になるミュージシャンのROLLYさん。8月22日の「くにまる食堂(文化放送)」では、60~70年代に流行した日本の歌謡曲について語ってくれた。
ROLLY「歌謡曲ってバックの演奏がソウルっぽかったりモータウンっぽかったり実は洋楽に凄く影響を受けてるんですね」
邦丸「はいはいはいはい」
ROLLY「洋楽ベースの部分にかつおだしが効いてるんですよ」
邦丸「和のだしが?」
ROLLY「はい、そこが日本の歌謡曲の良いところ。筒美京平先生とか吉田拓郎さんの曲って必ず物凄いかつお風味が効いてる気がするんですよね」
邦丸「山下達郎さんとか大滝詠一さんも歌謡曲だよね」
ROLLY「そうですね。歌謡曲っていうのが染み付いてると思うんですよね。歌謡曲が染み付いていたところに洋楽が入ってきて同時進行だったんですけど、体の中には歌謡曲がむっちり、じんわり染み付いているんですね。昔の和風の家って居間は畳で、丸いちゃぶ台があって、茶だんすがあって、その上にこけしが飾ってあって、でも応接間だけは洋間だったじゃないですか」
邦丸「昔の文化住宅はそうでしたよね。“洋”に憧れていながらも、“和”の部分は絶対残しておく」
ROLLY「畳の上にじゅうたん敷いてピンクとか青のピンが刺してある感じ?」
邦丸「(笑)」
ROLLY「“洋”に憧れてても物凄いかつお節っぽい」
「くにまる食堂」は平日朝11~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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