初夏の季語と宗次郎のオカリナのコラボ 『宗次郎 オカリーナの森から』
文化放送で毎週土曜午後17時15分から放送中の『宗次郎 オカリーナの森から』。
パーソナリティはオカリナ奏者の宗次郎さんです。
今週は初夏の季語とオカリナのコラボをお届けします。
西川 まずは代表的な初夏の季語をご紹介しましょう。
メダカ。地方によって多くの呼び名があり、数千種とも言われます。代表句です。「ゆるやかな水に目高の眼のひかり」。山口誓子の句です。
続いてかっこう。4月から5月にかけて南方からやってくる渡鳥です。「郭公の声のしずくのいつまでも」。日馬時彦の句です。
続いてご紹介する初夏の季語はこどもの日。男の節句というのは昔の話で、今は男女問わずこどもの幸せを願う日です。代表句は「こどもの日小さくなりし靴いくつ」林翔の句です。
最後にご紹介する初夏の季語は田植え。農作業における最も重要な仕事と言っていい田植え。代表句は「風流の初やおくの田植うた」。松尾芭蕉の句です。
代表的な初夏の季語をいくつかご紹介しました。
宗次郎さん、どの季語をお選びでしょうか。
宗次郎 今月はカッコウにしたいと思います。オカリナの森ではカッコウは鳴かないんですけれども。カッコウにします。「鳥たちの森で」という僕の曲があるんですけれども、これをお送りしたいと思います。
西川 では、カッコウという季語を受けて、宗次郎さんのアルバム「風人」から「鳥たちの森で」をお送りします。
MUSIC,「鳥たちの森で」/宗次郎
宗次郎 「鳥たちの森で」をお送りしましたが、いかがでしたでしょうか?
西川 小鳥が賑やかにしているイメージがわきます。
宗次郎 そうですね、カッコウというより、小さな小鳥というイメージなんですけどね。森の中で声が響いている感じが伝わればいいなと思っています。
西川 カッコウは音階で言うとソーミーですかね。
宗次郎 試しに吹いてみますね。
(宗次郎さんがオカリナを吹きます)
西川 カッコウです!
宗次郎 確かにそうかもしれませんね(笑)。
番組の最後にはリクエストに応えて、アルバム『40th Anniversary of Ocarina Life』から「感謝の歌」を聴かせていただきました。
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