「ちえこ」曲特集! 鷲崎さんの『桜蘭高校ホスト部』の思い出も!?
8月20日の「鷲崎健のヒマからぼたもち」(文化放送)、『タケスクリプション 日曜名曲集』の選曲テーマは「ちえこ」! 「ちえこ」と名のつく方の曲がそろいました!
鷲崎健「高村幸太郎という有名な詩人が『智恵子抄』を刊行したのがこの日(8月20日)でございます。ということで『ちえこ』で特集です! 1曲目、この曲からお届けしましょう!」
♪「桜キッス」/河辺千恵子
鷲崎「2006年のヒット曲です。流行りましたねえ、アニメ『桜蘭高校ホスト部』の主題歌でした。まあ~、タイムライン(#鷲崎もち)が盛り上がりますね!」
久保朱莉「皆さん『来たー!』って!」
鷲崎「原作は白泉社『LaLa』に載っていた作品です。ドラマ版は川口春奈さんがやっていて。とにかくこの作品(アニメ)がエポックだったなあ、という感じでしたね。いまをときめく宮野真守くんとかも出ていました。
僕は仕事始めたばっかりでした。2004年から文化放送で『アニスパ!』っていう番組を始めたんですけど、とにかく身の回りに『桜蘭高校ホスト部』ファンが山ほどいて。僕もDVD-BOXを持っていますもん」
久保「大ファンじゃないですか! タイムラインでも『日曜の昼から「桜キッス」聴けるなんて最高。ありがとう鷲崎さん』と」
鷲崎「感謝を述べられてしまいました(笑)。お気づきだと思いますけど、きょう、『ちえこ』さんの曲がいっぱいかかるので、いつにも増してバラバラです! 貫くものが何もない(笑)。続いて『懐かしい名前!』という方も多いのではないでしょうか」
♪「ラム&コカコーラ」/CHIEKO BEAUTY feat . TICO (Little Tempo)
鷲崎「そしてLittle TempoのTICOさんと一緒にやっているバージョンですね。CHIEKO BEAUTYさんのお名前は知っていらっしゃるかしら? 日本の女性レゲエシンガーの草分け的存在です。
『ラム&コカコーラ』自体、アンドリューズ・シスターズの1945年のヒット曲です。カリブ海のトリニダードのカリプソ・ミュージシャン、ルパート・グラントという方が作詞して、曲もカリブの島、マルティニークの民謡をもとに、ベネズエラのカリプソ歌手、ライオネル・ベラスコさんが手がけた……ややこしいんだか、ややこしくないんだか(笑)。カリブの匂いがギュッと詰まったような曲でございます。
日本語歌詞がついていましたけど、歌詞自体は他愛もない、トリニダードにヤンキーがやってきて、若い子たちは彼らに夢中だよ、みたいな歌でした。
3曲目! こちらはヒット曲なので、『懐かしい』『知っている』という方も多いのではないでしょうか」
♪「恋人試験」/松本ちえこ
鷲崎「Twitter、もといX上の反応にバラつきがあって、いいですねえ(笑)。なんと久保さん、口ずさんでいたじゃないですか!」
久保「そうなんですよ! 『0点なんかじゃ許さない』……母がカラオケで歌っていたので、私も歌えます」
鷲崎「割と……ずいぶんな歌詞だなあ、っていう(笑)」
久保「いま聴くと『ずいぶんだな』と思いましたけど(笑)」
鷲崎「バスボンガールでおなじみ……『おなじみ』と言ってもアレですけど。1974年デビュー、76年のシングルなので、オンタイムだと僕はちょっとわからない。ただしヒットした曲です。オリコンで最高5位までのぼっておりました。
『私がいまやりたいこと、ひとつ選んでそのワケを述べよ』。歌、いねむり、ふたりのテニス、お茶、生け花、ちょっぴりお酒……。ふたりでお茶、生け花って選択肢ありますか(笑)?」
久保「生けられますよ。一緒にしますか?」
鷲崎「やだ、口説いてんの(笑)? 続きまして、この人はかかると思っていた人もいるんじゃないでしょうか?」
♪「PEU」/倍賞千恵子
鷲崎「『桜キッス』のときはあんなに楽しかったのにねえ(笑)。たった20分でこんな気持ちにさせられるなんて! 『PEU』は倉本聰さんが作詞です。作曲が小六禮次郎さん、倍賞さんの旦那さんですね。そのコンビでつくられた和製シャンソンです。
倍賞さん、もともと芸能の出発は歌だったんですね。賞品の缶入りドロップほしさに、何度も『のど自慢』に出た。『男はつらいよ』の現場で山田洋次監督から『歌は語るように、セリフは歌うように』と言われたと。歌うときも演じるときも、そう心がけてきましたと語る倍賞さんの、まさに歌って語る和製シャンソンでした」
「鷲崎健のヒマからぼたもち」は日曜午後2~4時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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