写真家・マツモトダイスケ、写真家を目指すきっかけは「ジャケ買い」!?
8月15日(火)の「おとなりさん」(文化放送)のゲストコーナー、「10時のおとなりさん」に写真家のマツモトダイスケさんが登場!写真家になったきっかけや、異彩を放つ作品群の紹介、作品にまつわるエピソードなどをお話しいただいた。
高橋優「マツモトさんが写真を撮り始めたのはいつ頃だったんですか?」
マツモトダイスケ「意識したのはどうですかね、作品作りとかやりだしたのは17~18歳かも知れないんですけど、親が好きだったので家にカメラはあったんで、それ借りて旅行先で撮ったりとか、写真撮るのは昔から好きでしたね」
高橋「何を撮るのが好きとかあったんですか?子供の頃は」
マツモト「好きな女の子とか。修学旅行でバレないようにこそっと撮って(笑)」
高橋「あ、盗撮!(笑)」
マツモト「そんなことをしたりしてましたね。写真の醍醐味というかね(笑)。当時はですけどね」
坂口愛美アナ「で、そこから写真家を目指そうと思ったのは?」
マツモト「そこは結構曖昧なんですけど、元々は音楽が好きでレコードのジャケットとかを見てカッコいいなって意識したのが最初のきっかけというかタイミングだったかな?と、聞かれて思い出すことはありますね。だから『やろう!』ってことではなかったですけど、よくよく考えればそうだったな~っていう感じですね」
高橋「『ジャケ買い』とかなさってたんですか?」
マツモト「ああ、してましたね、世代だったんで。僕らが最後ぐらいの世代かも知れないですね、『ジャケ買い』っていうのは。サブスクとかの前なんで」
坂口「で、マツモトさんの作品、一部ですが私たちも拝見しました。ホントに衝撃的なものも色々ありまして、例えばこのマクドナルドのキャラクターが雪の上でロープを持っていたりとか、あと、上半身裸のウルトラマンがゴジラと戦っていたりとか、あとは商品を並べて撮っていらっしゃったりとか、こういった作風ってどういう風に生まれたんですか?」
マツモト「何ですかね? ま、思いついちゃったって言っちゃえばそれまでなんですけど、何かに対して何か物事を作ろうって時に、例えばウルトラマンやドナルドとかをわかりやすいイメージとして引用しているだけで、大元の地盤はちょっと違うことが言いたかったりって言う……キャラクターとしてわかりやすいものをわりと使いがちだなって思います」
高橋「ドナルドが、これ、ケルベロスでしたっけ? 倒れてるケルベロスをロープで縛ろうとしているのか、構えている感じの写真があるんですけど、この舞台が雪景色なのも面白いな~と思ったんですけど(笑)」
マツモト「本当は草原でやる予定だったんですけど、これは静岡県の朝霧高原なんですが、撮影の日に大雪が降っちゃって、この日に撮影しないと納期に間に合わないということで、『ま、やるか』ということでやりました。僕は着込んでたんで寒くなかったですけど」
坂口「ケルベロス役の人が裸ですもんね、ほぼほぼ(笑)。このモデルさんはどなたなんですか?」
マツモト「えっと、お友達です。『昼飯奢るからやって!』ぐらいのノリでお願いして……」
坂口「その割には雪の上に寝っ転がるという、かなりハードな(笑)」
などと、唯一無二の個性的な作品を撮り続けるマツモトさんの作品についてのご本人の解説が続いた。気になった人はぜひ、マツモトさんの公式ホームページをご参照ください!
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