【西武】隅田知一郎投手インタビュー 先発の柱になるために「長いイニングを投げられるピッチャーになりたい」

【西武】隅田知一郎投手インタビュー 先発の柱になるために「長いイニングを投げられるピッチャーになりたい」

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8月10日放送のライオンズナイターでは、エスコンフィールドHOKKAIDOで行われた日本ハム-西武17回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの隅田知一郎投手にインタビューした模様を放送した。8月9日の日本ハム戦では、自身最多の132球を投じ11奪三振で、見事プロ初の完投、完封勝利を挙げた。ピッチングについての振り返りに加え、後半戦好調の要因についても訊いた。

――プロ初完封勝利の日の夜はぐっすり眠れましたか?
隅田「普段通り眠れたんですけど身内の連絡とかがすごくて、そこがちょっと大変でした」

――どのような連絡が来ましたか?
隅田「高校、大学と中学校の頃の監督とか、友達だったりいろんな人からお祝いのメッセージが来ていたので、そこの返信が初勝利の時くらい大変でした」

――全ての返信が終わったのは何時ごろでしたか?
隅田「寝るのは大体2時半くらいでした。1時間くらいは返信してました(笑)」

――改めてプロ初完封の投球を振り返って、好投の要因はどこにあるでしょうか?
隅田「前回登板(7月30日の楽天-西武17回戦、3.1回を投げて4失点)の反省もいろいろとして、確認と修正をしながらマウンドに立った。一人目の矢澤(宏太)選手からしっかり攻めにいったピッチングができて、そこを継続してイニングを重ねるごとに自信を持って投げることができたのが一番良かったんじゃないかなと思います」

――前回登板の反省というのは具体的にどのようなところでしょうか?
隅田「前回登板は間隔も空いて久々の試合という感覚だったので、探り探りというか慎重になりすぎた部分があった。今回は中9日での登板だったんですけど、最初から結果を問わずしっかり攻めていこうかなと思ってマウンドに行ったことが良い方向に向いたと思う。今後も続けていくことが大事だなと思います」

――完封で新しいものを掴んだ実感はありますか?
隅田「最後までストレートの球威も落ちずに投げることもできましたし、今まで7回までしか投げることができなかったので、8、9回のマウンドに立てたことは一つの壁でもありました。先発の柱になっていくために、今の(髙橋)光成さんであったり平良(海馬)だったり今井(達也)さんだったり(のように)長いイニングを投げられるピッチャーになりたいと思っているので、長いイニングマウンドに立つことができて良かったです」

――8月9日は長崎原爆の日でした。長崎出身の隅田投手にとっても特別な日でしょうか?
隅田「良い特別ではないんですけど、小さい頃から衝撃を受けるような(出来事の)勉強やこういうことがあったというのは教わってきたので、自然と日にちが近づけば頭に入ってくる。なんと言えばいいか分からないですけど、忘れたらいけないことだなと思う。特別と言っては悪いですけど、長崎県民の責務かなと思っています」

――前半戦に比べて後半戦は良い投球が続いていますが、自分の中で何が変わったと考えていますか?
隅田「昨年は夏場にかけてどんどんバテちゃって(調子が)落ちていったので、夏場に向けて(調子を)上げていくことを今年してきた結果、春先からボールが良くなっていますし、夏場にバテることなく投げられているんじゃないかなと思います。昨年の経験がしっかり今年に活かせているなと思いますし、そこを意識して取り組めているので良い方向に行くんじゃないかなと思います!」

※インタビュアー:文化放送・長谷川太アナウンサー

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