【西武】蛭間拓哉選手インタビュー 「1軍に残れるようにしっかりと食らいついて頑張っていきたい」
8月9日放送のライオンズナイターでは、エスコンフィールドHOKKAIDOで行われた日本ハム-西武16回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの蛭間拓哉選手にインタビュー。前日の日本ハムー西武15回戦でのプロ入り初1番スタメン出場を振り返ってもらった。
――前日(8月8日、日本ハムー西武15回戦)は、1番としてスタメン出場して4打数2安打でした。振り返ってみていかがでしたか?
蛭間「2本とも追い込まれてからのヒットでした。なんとか初球から積極的にいこうという気持ちで打席に立って、1番バッターとしてどんな形でもいいので塁に出るという考えの中で、追い込まれてからも粘り強く食らいついていけたかなと思います」
――1軍のゲームではプロ入り初の1番としてのスタメン出場でしたが?
蛭間「ずっと下位打線で試合に出させていただいていて、上位打線というのは初めてだったので、正直言われたときはびっくりしたが、何とか結果が出たので良かったなと思います」
――ビジターの1番バッターとなると、プレイボールでいきなり打席に入るところから始りますが、そのあたり気持ちの作り方や準備の仕方はいかがですか?
蛭間「いつもよりやっぱり(打席が)回ってくる回数も多いですし、準備も早くしなければいけなかったので、今まで以上に忙しいというか、結構大変だなと思いました」
――後半戦に入って(8月8日終了時点で)13打数の6安打、打率4割6分2厘と非常に高い打率を残していますが、バッティングの状態はいかがでしょうか?
蛭間「だんだん自分の中でもよくなってきているなというのはバッティング練習の時から感じますし、バッティングコーチの嶋(重宣)コーチや高山(久)コーチからもだんだん良くなってきていると言われているので、もっと良くなるためにしっかりと練習して、とにかくチームの勝利に貢献できたらいいなと思います」
――バッティングの中で一番良くなっているなと感じられるところはどのあたりですか?
蛭間「対応力とかですかね。試合の中でいうと、追い込まれたら前までだと簡単に三振していたが、追い込まれてから自分の中でやばいという感情じゃなく、余裕が出てきたというか冷静さというところが出てきた」
――1軍昇格から1ヶ月半ほど経ちました。手応えを感じる点、それから改めて感じた課題や、足りない点などはどう感じてますか?
蛭間「走攻守すべてで自分は課題があると思っているので、誰よりも下手くそだと思って、試合前のノックや練習も取り組んでいる。守備の方も以前に比べてある程度守れるようにはなってきていると思うが、まだまだ打撃含め、全部足らないと思うので、1軍に残れるようにしっかりと食らいついて頑張っていきたいなと思います」
――ベルーナドームでは、登場曲として郷ひろみさんの「2億4千万の瞳」で打席に入っていますが、打席に入る際にファンの方たちが「ジャパン」と叫んでくれる時の気分はいかがですか?
蛭間「最高ですね」
――前にお話を聞いたときは、なるべく「ジャパン」を聴かせようと思うと話していましたが?
蛭間「それは継続します! もうちょい(打席に入るのを)ためたい(笑) 」
――この夏、母校の浦和学院が夏の甲子園に出場しました。残念ながら初戦敗退となってしまったが、後輩たちの戦いぶりを見てどう感じた?
蛭間「最後まで諦めない姿勢や、三浦(貴)先生(浦和学院のコーチ、7月に45歳で急逝)のためにじゃないですけど、誰かのためにと思いながらプレーするのは、自分が思っている以上の力を発揮することがあるので、自分も今までの感謝の気持ちを込めてしっかりと今後もプレーしていきたいなと思いました」
――最後にリスナーの皆さんにメッセージをお願いします。
蛭間「今日も勝利に貢献できるように頑張りたいと思います! ジャパーン! 」
※インタビュアー:高橋将市アナウンサー
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