第5次カプセルトイブーム。起こしているのは中身? それともドキドキ感?
8月2日「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」(文化放送)、特集コーナーのテーマは、ガチャガチャの愛称でも親しまれる「カプセルトイ」。今年6月に発表された2022年度の市場規模は、前年度比から35.6%増のおよそ610億円と勢いに乗る。専門店も次々と生まれ「第5次カプセルトイブーム」ともいわれている。
西川あやの「子供だけじゃなく、大人もメインターゲットになっているんですって」
永井玲衣「いまのラインナップを見るとそれは感じます。私は駅構内でメッチャ見るんですよ。けっこうカプセルトイに割高感をおぼえるタイプなんですけど、最近ICカードでピピっと買えるじゃないですか。そしたらガンガンやれちゃうんです」
西川「コインがいらないキャッシュレス対応の『ピピットガチャ』がありますね」
永井「きょう回してきたんですよ。『(百獣戦隊)ガオレンジャー』のロボパッケージチャームっていうの。『ガオレンジャー』と目に入って、放送当時9歳ぐらいだった私が回してきました。『百獣合体ガオゴッド』が当たって」
石戸諭「ガオゴッドはスゴい!」
永井「完全に大人を狙ってきていて。カプセルトイの魅力、いろいろあると思いますけど、ノスタルジーはひとつ、キーワードだと思いましたね」
特集では近年の様々なカプセルトイに言及した。さらにこんなデータも紹介した。
西川「なんでこんなに大人になって回して楽しんでいるかと思いますけど、『あなたにとってのカプセルトイの魅力』これビックリしました。私は、何が出るのかわからないドキドキ感、その体験にお金を払っているのかなと思っていたんです。でも『カプセルトイの魅力』(というアンケート)では、クオリティの高さが51.6%と最多でした」
永井「過半数! 質はどんどん高くなっていますもんね。ゲームできたり光ったり」
西川「2位が『何が出るかわからないドキドキ感』で、3位が『品ぞろえが豊富』。4位が『価格』、低価格で買いやすいところ。その下、およそ15%いるのが『機会を回す楽しさ』。さらに男女別で見ると男性はカプセルトイの中身に、女性はカプセルトイの体験に魅力を感じている人が多いと」
石戸「西川さんが予想より低かったと言うけど、全体、男女の区分けだと普通の感覚か、ということですね。やっぱり未来がわからないってことはおもしろいでしょう? ちょっと先に何があるかはわからないけど、そのわからなさが感じられる、みたいなものにみんなお金を払いたいんじゃないですか? あと価格設定が絶妙です」
永井「絶妙ですね」
石戸「200、300円って子供は『おこづかい貯めてこれやるのか』みたいになるけど、社会人になれば、気晴らしに300円は使いやすいですよ」
「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」は毎週月曜~金曜の午後3時30分~5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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