99歳のおじいちゃんとの日常動画で大人気！ きっかけは「仕方なく始まった二人暮らし」!?

大村サイコー「（収入は）バイトが98%、お笑いが2%ぐらいです。だからきょう（出られて）めっちゃうれしいです！」

大竹まこと「芦名は稼いでいるらしいじゃん」

芦名秀介「おじいちゃんを使って稼がせていただいています」

ヒコロヒー「聞き捨てならんな。『使って』って？」

芦名「YouTubeをやって、収益を上げています。おじいちゃんとただただご飯を食べる動画（など）をアップしているだけなんです。おじいちゃんは今年9月で100歳になります。YouTubeを始めたのも、コロナ禍に入ったときに何もできなくなっちゃって。前のコンビの相方と『YouTubeやろうか』と話したとき、『おじいちゃんとやれよ』と言われて」

大竹「なんだおまえ、ってことになって？」

芦名「なんでおじいちゃんとやるんだ、って。当時おじいちゃんは96歳だったんですけど、『その年で自転車に乗れる人なんていない』って。ずっと二人で暮らしていたので『そうかなあ？』みたいな感じで始めたら、おじいちゃんの元気な姿が人気を博しまして。どんどん登録者数が伸びて、いま30万人です」

大竹「このおじいちゃん、使える！ って」

大村「その収益でおいしいものをあげて、還元しているんですよ」

芦名「『あげて』ってやめて（笑）。言い方に気をつけなさい！」

大竹「サイコーはフォローしようとした。フォローの仕方を間違えたんだよ（笑）」

芦名は今年5月、著書『僕のおじいちゃんは99歳。 毎日がサプライズです』も発売した。その売れ行きは好調で、重版もかかったという。

大竹「（表紙を見て）いい顔しているおじいちゃんの写真が出ているね。君とおじいちゃんで暮らしているんでしょう、なんで？」

芦名「親父とおふくろが、（自分が）中3と高1のときに病気で亡くなりまして。そこからは兄貴と僕とおじいちゃん、おばあちゃんの4人で暮らし始めました。そのあとおばあちゃんが（介護）施設へ行くことになり、兄貴は大学卒業と同時に就職して。僕はまだ学生で、おじいちゃんを家でひとりにするわけにはいかないから、12年ほど前から仕方なく二人暮らしが始まった、という感じです」

大竹「そうかあ……。そこからYouTubeをやったら（人気が出た）。介護していても、動画を上げたら広がるなんて、なかなか気づかないよ」

芦名「ところが僕、介護をずっとしていないんですよ。おじいちゃんが元気すぎて。自転車乗るし、家に帰ったらスクワットするし、足上げ腹筋もして。いまはできませんが97歳のとき普通に立ってズボン穿いていたんですよ。元気すぎてお味噌汁も自分でつくる、料理の包丁も使える。お中元とかも、電話して『お世話になっています』って」

大竹「本当は76ぐらいなんじゃないの？」

芦名「そうならヤバすぎるでしょう（笑）。『99歳』って本、出していますから」

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時～3時30分、文化放送（AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko）で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。