瀬戸大橋、明石海峡大橋、手掛ける“長大”代表登場！

松井佐祐里アナ「まずは、企業プロフィールをご紹介させて頂きます。株式会社長大は、1968年に創業しました。建設コンサルタントとして、インフラ整備の側面から、社会の課題解決に取り組んでいます。橋やトンネルなどの土木構造物、道路や鉄道、水道や電力などのライフライン、港湾や河川、学校や病院施設といった幅広い分野で、確かな知識と技術力、優れた人材と創造力を発揮しています。また、海外においては、長大橋梁の架橋事業のみならず、小水力発電事業などのエネルギー分野や、農林、水産事業などの地域活性化など新たな事業に挑戦し、社会貢献分野の裾野を広げています。改めまして事業内容を詳しく教えてください」

株式会社長大 代表取締役社長・野本昌弘氏「説明にありました通り、元々橋の設計からスタートした会社です。橋といえばどういうものをイメージされますか？」

L is B代表・横井太輔氏「明石海峡大橋」

野本「明石海峡大橋は、まさに当社が設計した橋です。瀬戸大橋、しまなみ海道、レインボーブリッジも当社が関わっております。元々橋の設計でスタートしたんですけれども、それ以外にも道路に関わる事業として当然新しい道路ができれば、交通量予測したり、環境予測をしたりしますので、いろんな分野に広げていっています」

横井「長大さんは建設コンサルティングをされているということなんですけども、建設会社とどのように違うのか？教えてください」

野本「建設会社っていうのは工事をする会社です。我々は工事以外のところを全てやる。例えば、新たに道路を作る時にどこを通すのか、そのどこを通すかというルートを決めた時にどこを橋にするのか？トンネルにするのか？。そういう計画をして、設計をして図面まで作って、それを建設会社の方に発注して、工事が始まるということです」

横井「建設会社さんが工事を始める前想定をやってらっしゃる？」

野本「後もあるんです。出来上がった後の維持管理も我々建設コンサルタントがやっております」

横井「技術者集団なんですね」

松井「今一番力を入れている取り組みは、何ですか？」

野本「新たな事業分野を成長させることです。」

横井「どんな取り組みをされているのでしょうか？」

野本「街作りですとか、スマートシティとか、エネルギーとかも今取り組みを始めております」

横井「空飛ぶクルマの実現を目指しておられるということなんですが、長大さんはどの部分に関わっているのですか？」

野本「我々車自体を作ってるわけじゃありませんので、我々が今まで土木インフラで培ってきた技術をどう活かしていこうかということで、例えば、空飛ぶ車は、どういう制度でどういう基準で、どこを飛ばすかっていうルールが全く決まってないんですよね。そういう制度というのは、例えば橋梁の設計をする時に基準を作ったり、マニュアルを作ったりしますので、それと同じような形で、このくらいの高さを飛んで、飛ぶルートはこうしましょうとか、そういう制度を作ることができると思います。あと交通のシミュレーションですとか、ネットワークとかっていうのを得意としております。これと同じように、どこをどういうふうに飛ばせば効率化が図れるのかとかそういったところでいけるんじゃないかなと。あとは建築とか橋梁の設計をしておりますので、離着陸する時の駐機場をどういう所にどういう構造で作ればいいかなど、いろんなところに関与できるんじゃないかなと新しい事業として参画していこうと考えております」

横井「空飛ぶ車のインフラ周りということですね」

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