文化放送リスナーは66.2％が「エシカル消費」を認知 ～消費者庁調査結果と比べて高い傾向を確認

アンケートは文化放送（調査協力：BUSINESS-ALLIANCE株式会社）が実施し、全国の文化放送リスナーから154サンプルの回答を得ました。「エシカル消費」について、文化放送では普及を後押しするために様々な企画を検討しています。今回はその第１弾としてアンケート調査を実施したもので、「エシカル消費」に関する認知度、興味関心度、取り組み等の実態について明らかにしました。

以下に調査結果の一部を公開します。

「エシカル消費」という言葉を聞いたことがあるか（対象：全員）

Q.あなたは「エシカル消費」という言葉をどの程度知っていますか。

「エシカル消費」に興味関心があるか（対象：「エシカル消費」を知っている方102名）
Q.あなたは「エシカル消費」にどの程度興味・関心がありますか。

「エシカル消費」を意識して買ったり利用している（あるいは今後買いたい・利用したい）商品・サービス（対象：全員）
Q.現在「エシカル消費」を意識して買ったり、利用している商品・サービスはありますか。
Q.今後「エシカル」な商品・サービスがあったら買いたい・利用したいと思うのはどれですか。あてはまるものをすべてお答えください。

消費者庁の令和４年度消費生活意識調査（第３回）によると、「エシカル消費」という言葉を知っていると回答した人の割合は26.9％となっており、文化放送リスナーの「エシカル消費」認知度の高さがうかがえます（認知度66.2%）。また、「エシカル消費」を認知している人のうち、興味・関心があると回答した人の割合は77.4％で、「エシカル消費」を認知したことで興味・関心につながる人も多いことが見て取れます。

文化放送では、アンケートでも回答の多かった「食品」をテーマにした企業とのコラボレーションを行い、身近な「食」からエシカル消費を始めやすくする後押しをしたいと考えています。エシカルフードの先駆者である「かるなぁ」協力のもと、ECサイトにおける「10%OFFクーポン」を文化放送リスナーが使えるよう、用意いたしました。この機会にぜひお試しください。

＜参考＞
エシカル食品 (エシカルフード)は、環境や人、動物に優しい食品のこと。
例えば、下記のような食品があげられます。
・化学肥料や農薬を使わずに、環境への負担を減らす方法で生産されている有機野菜
・安全性に問題がある添加物を使わない食品
・生産の過程でのCO2排出削減、アップサイクルされた原料を使用した食品
・環境負荷が少なく健康にもよいとされる大豆ミートなどのプラントベースフード
・開発途上国から適正な価格で継続して調達しているフェアトレード原材料・食品
・効率性を重視した工業型畜産ではなく、家畜動物を快適な環境下で飼養し、動物が感じる苦痛の回避に配慮しているアニマルウェルフェア商品

文化放送はこれまで環境保全に向けた様々な取り組みを実施してきました。2020年には国連の「SDGメディアコンパクト」に署名し、社会問題について様々な番組で特集、祝日すべてを「グリーン電力」にて放送するなど、取り組みの幅を広げ活動を続けています。文化放送は番組とリスナー、リスナーと社会のつながりを拡げ、企業として、メディアとして、地球環境のためにできることに取り組んでまいります。

＜調査概要＞
タイトル：エシカル消費に関するアンケート
調査対象：全国の文化放送リスナー（全年代の男女）
調査期間：2023年6月12日～2023年6月25日
調査方法：インターネット調査
回収数　：154サンプル
調査主体：株式会社文化放送
調査会社：BUSINESS-ALLIANCE株式会社
調査ツール：Persa