3ヵ月予報…7月は梅雨末期の大雨・8月は猛暑に警戒!
毎週日曜朝5時5分からお送りしている「防災アワー」
防災をもっと身近にもっとわかりやすく生活目線でお送りしている番組です。
先日気象庁から、7月~9月の3ヵ月予報が発表されました。
全般に高温傾向が予想されていますが、特に8月は平年より高く、7月の降水量は平年並みか多くなりそうです。
↓ 会見で解説する気象庁・異常気象情報センター 楳田貴郁(うめだ・たかふみ)所長
楳田所長によると、地球温暖化やエルニーニョ現象の影響で、地球の大気全体の気温が高いとのこと。
( ↓ 気象庁解説資料 )
熱帯の大気の温度が著しく上昇し、それが日本も含めた中緯度帯に及ぶと…。
日本の南のフィリピン付近から西部太平洋の赤道付近にかけて海面水温も高く、積乱雲も発達しやすい。
太平洋高気圧の西への張り出しも強く、日本には暖かく湿った空気が流れ込みやすくなりそうです。
( ↓ 気象庁解説資料 )
8月の「平年並み」も十分暑いので、それ以上の暑さ…
この夏は猛暑を覚悟して、熱中症対策をしっかりしておきたいものです。
6月25日放送の「防災アワー」
RKB毎日放送・解説委員の神戸金史さんに災害報道についてお話いただきました。
32年前の6月、雲仙・普賢岳の大火砕流に遭遇、4年間災害取材に専従された神戸さん。
神戸さんがライバル局であるKBC九州朝日放送の臼井賢一郎さん、NHK福岡放送局の吉崎健と3人で書かれた本
「ドキュメンタリーの現在 九州で足もとを掘る」石風社から出版されています。
聞き逃した方はradikoでぜひお聞きください。
気象予報士 防災士 都庁・気象庁担当記者 伊藤佳子