村上信五くんと経済クン「組織の中の“リーダー”とは?」
毎週土曜朝9時~放送している「村上信五くんと経済クン」。6月17日(土)の講義は、もうアイドルの顔だけじゃない村上さんや、現役の会社のリーダー、そしていつか会社のリーダーになろうとしている卵のみなさんも必聴!ビジネスマンの必読書となっている「リーダーの仮面」「数値化の鬼」「とにかく仕組み化~人の上に立ち続けるための思考法」の著者・安藤広大さんをお招きして、組織の中のリーダーとは何なのかお勉強しました。
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【株式会社識学代表取締役社長・安藤広大(あんどう・こうだい)さん】
1979年大阪府生まれ。2013年に「識学」という考え方に出会い、2015年、株式会社識学(しきがく)を設立。その「識学」は、人と会社を成長させるマネジメント方法として口コミで広がり、2023年5月現在、およそ3500社の導入実績がある。著書「リーダーの仮面」「数値化の鬼」は2冊で75万部を突破。そして最新作「とにかく仕組み化~人の上に立ち続けるための思考法」はシリーズ完結編として発表され、現在シリーズは累計90万部の大ヒットとなっている。
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【プレイヤーからマネージャーに頭を切り替える方法は?】
プレイヤーは体を使うので、歳と共に劣化していく。いつか若手に抜かれるタイミングがきてしまうので、組織を動かす側、マネジメントを覚えないと将来必要とされる人材で居続けるのが難しくなる。
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【マネージャーになってついついしてしまう失敗とは?】
⓵手取り足取り細かく指導してしまう
⓶背中をみて育て方式をとってしまう
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【優秀なリーダーとして意識してほしい大切なもの】
⓵ルール
→同じ組織にいても全員違う人生を歩んできている。同じ言葉を聞いても受け取り方は様々。認識の違いをなくすため、定義やルールをしっかり明文化して決めておく必要がある。
⓶位置
→上下関係をしっかり作ることが大切。ルールを決めるのは責任を取る立場、位置にいる人。それを正しく認識しないと、ルールを決めたり部下にきちんと指示をすることから逃げてしまう。
⓷利益
→まずはリーダーとしては集団の利益を最大化することを考える。それを分かっていないリーダーは、まず人望を取りにいく。そうすると評価者が部下側になってしまうので位置関係が逆転してしまう。
⓸結果
→プロセスに口を出すことはやめる。それを考えるのは部下の役割。あくまで結果に対して評価を下す。
⓹成長
→部下の成長のために、しっかり部下に不足を突き付ける。そのために100点満点の状態を知っておく必要がある。
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村上さんには、ルール作りにも挑戦して頂きました。安藤さん曰く「まだまでですね…」とのことでしたが、仕組みさえ理解すれば、村上さんのようなリーダー気質の人はもちろん、リーダー気質じゃない人でもリーダーの仮面をかぶって立派な組織のリーダーなれるとのこと。もちろん、プレーヤーとしてもとても勉強になることがたくさん本に書かれていました。ぜひみなさんもお手に取ってみてください!
坂口愛美
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この記事の番組情報
村上信五くんと経済クン
土 9:00~10:00
「経済初心者」の村上信五が、ゲストの方に教えを請いながら 「お金」に強くなってゆく番組です。 「お金持ち」しか持っていない情報を イチ早く皆さんに提供できるよ…