ホームページで茨城を紹介したらラジオスターに!? 茨城王(イバラキング)登場!
6月23日の「おとなりさん」(文化放送)、午前9時台『教えて!全国☆ラジオスター』のコーナーにLuckyFM「だっぺ帝国の逆襲」(毎週水曜午後8~9時放送)のパーソナリティ、茨城王(イバラキング)さんが登場した。同番組は茨城王さんが監修を務める茨城応援漫画『だっぺ帝国の逆襲』(「青木智也」名義)から生まれた、茨城に特化したプログラムだという。茨城王さんは「イバラッパー」名義でラップ楽曲も発表している。
山根良顕「茨城王(イバラキング)でもあるし、イバラッパーでもあるんですか?」
茨城王「はい。もともと『茨城王』という名前でホームページを作ったのが最初の活動だったんです。茨城を極めよう、ということでホームページの名前を『茨城王(イバラキング)』としたんですけど、運営していくうちに『茨城王の青木さん』『茨城王さん』という感じで、芸名みたいになりました。ラップをやるなら『ホームページの人』とならないよう、茨城のラッパー、イバラッパーとして楽曲を作っています」
山根「ホームページを立ち上げたのが最初なんですか?」
茨城王「はい。23年前に茨城を紹介しようと思って、方言、あるあるなど、そういうのを載せたのが最初でした」
坂口愛美「そもそも……何者だったんですか?」
茨城王「そもそもは個人で何かやりたいと思っていて、どの仕事をするにもホームページってあったほうがいいなと。当時はSNSもなかったので、テーマを作らないといけないと。東京で友達に茨城弁を話したらウケたイメージがあって、そういうのを紹介するものがあるかと思ったら意外となくて。茨城って当時、メディアでもあまり放送されなかったので、需要があるんじゃないかと思って始めたら、結構リアクションをもらったんです」
坂口「へえ~!」
茨城王「そのあと『いばらぎじゃなくていばらき』という本を出しました。よく皆さんに『いばらぎ、いばらぎ』と言われていて、当時は(多くの人に)本当に『いばらぎ』だと思われていたんです。そういうタイトルで本を出して、そこから茨城を紹介する仕事(の人)みたいになっていきました」
山根「漫画家が本業ではないんですね?」
茨城王「その前に本を3冊出していて、そのあとに漫画でも紹介したらおもしろいんじゃないか、ということで、小学館さんからオファーをいただきました。漫画は茨城出身の漫画家、佐藤ダインさんが描いています。私は解説や茨城弁、茨城のことの解説でコラムの記事を漫画に入れている、という立場です」
山根「もともと茨城を紹介しよう、ということで、お仕事ではなかったんですね?」
茨城王「そう。『ネットで何かを』と思ったとき、仕事には全然ならなかったんです。ホームページに来てもらっているだけで。ただあまりにもたくさん人が来てくれたり、コンテンツ的にも充実したりして。『これ1冊本になるんじゃないか』と思い始めて、日記に書いていたら出版社の方から『出しませんか』とオファーいただいて。ぜひぜひ、ということで書籍化されたのが最初なんです」
坂口「漫画からラジオ番組が生まれる、というのもなかなか……」
茨城王「『だっぺ帝国の逆襲』は、いま書籍化もされているんですけど、もともと小学館さんから『ウェブで連載しましょう』とオファーされて。ウェブで連載をしていたら、読んでくださったLuckyFMのオーナーさんから連絡が来て、同じ名前で(番組を)やってみたらおもしろいんじゃないか、やりませんか、と言われて。それで始めたんですね」
山根「茨城愛がすごいというか、こんなに紹介して、メディアを巻き込んで大きくなっているってすごいね」
「おとなりさん」は平日月曜~金曜の朝8~11時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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