ウクライナ出身のパーダルカ・オリハの物語が始まる!
ウクライナ出身のパーダルカ・オリハです。
学校で世界歴史と文学に夢中になって、歴史の入学試験に満点で合格しました。高校時代は歴史への関心は外国への関心と絡み合っていきました。外国に興味があり、特に日本に魅了されました。日本が先進的で未来的な国であると同時に、伝統をちゃんと守っていることに今でも感心しています。
日本語とウクライナ語は全く違いますが、「挑戦しませんか」と思って、ウクライナのタラス・シェフチェンコ記念キーウ国立大学言語学部の日本語・日本文学と翻訳の専攻で学士号と修士号を取得しました。7年間勉強していましたが、日本語はまだまだ挑戦が多いです。
コロナウイルスが拡大する直前の2019年に初めて来日しました。私の初めての海外旅行でした。外国に行ったことがなく、一人ぼっちだったのでとっても、とっても怖かったです。 そして、日本語の知識が足りないのではないかと心配で、トラブルは避けられないと思っていました。でも、飛行機を降りるとすぐに、空港での手続きはとてもスムーズに進み、駅では切符の購入まで親切に手伝っていただいて、安心しました。初めて会った時から、日本人はとても優しくて丁寧と感じました。
その旅行は国際交流基金の関西国際センターの2週間研修でした。世界中の47各国の日本語学習者の優秀な学生が大阪に集まっていた研修でした。落語、浴衣、書道、合気柔術などを体験して日本文化がより分かるようになりました。関西のさまざまな町を訪れ、素晴らしくて忘れられないぐらいの経験をしました。研修のおかげで日本がもっと大好きになり、「絶対日本で留学!」と夢中になりました。その上に世界にはこんなにたくさんの異なる文化が存在するのか、とても興味深かったです。 そして自分の国の本当の文化は何か?と興味を持つようになりました。今では趣味として、歴史とかいろんな専門家のレクチャーを聞いて、文化や歴史のあまり知られていない詳細について学んでいます。
2020年、大使館推薦による、文部科学省のプログラム「日本語・日本文化研修留学生」に合格しました。パンデミックのせいで留学が延期しましたが、半年オンラインで授業を受けて、2022年3月から来日して和歌山大学で留学しました。
ポッドキャストでは 日本との共通点、相違点、ウクライナの歴史や文化など、まだ知らなかったこと、あるいは間違った想像をしていたことを伝えたいと思います。
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