【西武】外崎修汰選手インタビュー 「元気出しながらやっていくしかない」
6月15日放送のライオンズナイターでは、東京ドームの巨人-西武3回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの外崎修汰選手にインタビューした模様を放送した。外崎選手はここまで5試合連続ヒット中で、今シーズン出塁が無かった試合が5試合のみと好調をキープしている(15日試合前現在)。好調の要因に加え、相性の良い東京ドームへのイメージなどを伺った。
――今シーズンは大きな波も無く来ているように見えますが?
外崎「ちょっと1週間前くらいは下(向き)の方で波が来ていたかなと思います。自分の中ではありましたね」
――その波というのは感覚としてはどういったものでしょうか?
外崎「タイミングが合わないところですね。足上げるのは早くしているんですけど、そこから打ちに行くタイミングというのが分からなくなってしまって。どうしようかなという時はありました」
――そのような時はどうするんですか?
外崎「(松井稼頭央)監督だったり高山(久)コーチからアドバイス頂いて、色々試して今は見つかったという感じですね」
――そこから連続してヒットが出ているという状況(15日試合前現在、9日の西武-ヤクルト1回戦から5試合連続ヒット中)ですね?
外崎「そうですね」
――その前に21試合連続出塁されていた際(5月11日の西武-ロッテ8回戦から6月6日の西武-中日1回戦まで)には「あまり意識しない。途切れたらがっかりするから」と仰っていました。途切れた後もまた打ち始めていますが、がっかりはしなかったのでしょうか?
外崎「全然気にしないようにしてました」
――そのメンタリティの作り方はどのようにされているのでしょうか?
外崎「バッティングの調子が良いのは自分の中でも感じているので、『今日打てるかな』というような不安要素はあまりなく、その日、その試合にしっかりと臨めている感じがあります」
――今日の試合は東京ドームでの開催、大好きな球場ですね(15日試合前現在、今シーズンは3試合で10打数5安打、打率.500、2本塁打、5打点)?
外崎「そうですね(笑)。何でかは分かりませんけど」
――あえて伺いますが、東京ドームで打てているのはどうしてでしょうか?
外崎「良いイメージはありますね、やっぱり。良いイメージです」
――通算16試合で打率.349(63打数22安打)の成績だそうですが?
外崎「良いですね。(加えて)6本塁打、良いっすね」
――シーズンが進んでいく中で相性が良い球場で試合ができることについてはいかがでしょうか?
外崎「一段とモチベーションが上がるというか、『よし!』という気持ちにはなりますね」
――チーム全体は苦しいように見えますが、チームリーダーの一人としてどのように捉えていらっしゃいますか?
外崎「野球の難しさというか、選手みんなでなんとかして勝ちにいくためにはどうしなければいけないかを考えてそれぞれやっているとは思うんですけど上手く行かない。それは感じつつも、開き直りじゃないですけど空元気でもいいんで元気出しながらやっていくしかないのかなって。その中できっかけがポッと出てくれば良いのかなという風には思ってやっています」
――若い選手がたくさん出てきています。外崎選手の経験がある中で、『もっとああしたら良いのにな』と感じることはありますか?
外崎「僕の野球観の中ではこうした方が良いというのはありますけど、選手それぞれ色々持っているとも思うんで。それを押し付けるのは違うと思うし、色々タイプもあると思う。今たくさん失敗してそれが若い選手達の野球観に繋がっていくものだと思うので、それでいいのかなと思って見ています」
※インタビュアー:文化放送・長谷川太アナウンサー
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