【西武】松井監督インタビュー 古市の代打バント成功について「これ以上ない結果だった」
6月13日放送のライオンズナイターでは、東京ドームで行われた巨人-西武1回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの松井稼頭央監督にインタビュー。2軍調整中の中村剛也選手、今井達也投手の現状や古市尊選手のピンチバンター起用について訊いた。
――中村剛也が土曜日(6月10日)のイースタンリーグ楽天戦で実戦復帰を果たしましたが、ご覧になってどうでしたか?
松井「ここまで順調にきたのかなと思っている。打った打たないというよりも、ピッチャーの感覚であったり打席の感覚というところを含めると順調にきているのかなと思う」
――(中村剛也の)昇格はいつごろ?
松井「どうですかね……早くても交流戦明けなのか、そのあたりを目処としてみても良いのかな。そこは本人とまだ話していないですし、このインタビューを聴いて焦ることも嫌だし(笑)。交流戦明けというところで考えていきたい」
――今井達也も土曜日(6月10日)のイースタンリーグ楽天戦で先発ピッチャーとして実戦復帰を果たしましたが、どうご覧になった?
松井「5回100球を投げられたことは良かったと思う。あとは感覚であったり状態であったりというところを含めると、そこはつめていかなければいけないところ。あれだけの投手なのでしっかりと抑えてから1軍ということになってくるのかなと思う。これから先どういったスケジュールで進んでいくのか話をしながら進めていきたい」
――愛斗にかえて古市尊を再び1軍に昇格させました。昇格当日の日曜日(6月11日、西武ーヤクルト3回戦)にバントをさせるための代打起用がずばり的中しましたね?
松井「よく決めましたよ。(あの局面は)120%バントじゃないですか。(内野安打になったことは)狙っていたのかわからないですけど、あの場面で大したもんですよ。これ以上ない結果だったと思う。古市はコンタクトも良くああいったバントも含めて魅力のある選手。よく決めたな……究極だと思う」
――古賀悠斗、柘植世那、古市尊と専任捕手3人体制にした理由は?
松井「この1週間セ・リーグ主催試合(6月12日~14日の対巨人3連戦、6月15日~17日の対広島3連戦)が続くのでキャッチャーもしくはピッチャーのところで代打を送るとなるとキャッチャーがもう一枚必要となるし、佐藤龍世のこと(内野手登録ながら第3捕手として待機)も考えると(佐藤龍世が)内野に専念できるというのは一つの手だろうし、最後の最後まで(佐藤龍世をベンチに)置いておくケースが多いので、そういうものも含めて3人体制でということになった」
――今日からは東京ドームで巨人との3連戦(6月13日~15日)、注意すべきことは?
松井「広い球場ではないからといって神経質にはならずに大胆にやってほしい。交流戦は残り6試合。いつも言っているように、カード頭とカード勝ち越しを目指して1戦1戦しっかりやっていきたい」
――この前(4月18日、東京ドームで行われた西武ーソフトバンク3回戦)のようにホームランがたくさん打てるといいですね?
松井「もちろんそういうのもある球場だと思うし、ビジターということで声掛けというところも含めて(選手間の声が)聞こえないところも絶対にあると思うので、しっかりとコミュニケーションを取りながらやることが大事なのかなと思う」
※インタビュアー:文化放送・斉藤一美アナウンサー
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