土屋礼央、RAG FAIRライブでのMCがラジオスターの原点だった!?
6月9日の「おとなりさん」(文化放送)、午前9時台『教えて!全国☆ラジオスター』のコーナーに土屋礼央さんが登場した。
土屋さんは現在、FM NACK5「カメレオンパーティー」、TBSラジオ「こねくと」「強くてやさしい金曜日」「東京042~多摩もりあげ宣言~」、NHKラジオ第1放送「鉄旅・音旅 出発進行!〜音で楽しむ鉄道旅」という5つのレギュラー番組に出演している。今回はまず、その5番組の内容を土屋さんが紹介してくれた。
山根良顕「番組紹介だけで終わりそうだね(笑)」
土屋礼央「(すべて紹介するのは)僕のリクエストでございまして。以前TOKYO FMの山崎怜奈さんの番組(『山崎怜奈の誰かに話したかったこと。』)で『たまむすび』(今年3月までTBSラジオで放送)の話ばかりしたら、ほかの局のリスナーから『おまえはそこばっかりなのか』と言われてしまったので。ラジオは基本的に、すべて平等に熱を持っていると伝えたかった」
山根「難しいのよ。俺も文化放送でしゃべっていると、頼まれていないのに『文化放送を背負ってくれ』と言われている気分になるというか。ニッポン放送へ行ったとき、『俺は別に文化放送の人間じゃないよな』というのと『文化放送、好きだよ』、両方あるの」
土屋「山根さんも僕も含め、最近いろんな人がいろんな局でやっているから、『ラジオを背負う』……というほどでもないですけど、みんな『ラジオ』としてやっていますよ、と。一時期は僕、ニッポン放送で『QRコード』も言いづらかったですから(笑)」
山根「『QR』だからね(笑)」
土屋さんはもともとミュージシャンを目指しており、RAG FAIRとしてデビューを果たした。その時期にニッポン放送から「土屋のしゃべりがおもしろいからオールナイトニッポンやらないか」という誘いがあったという。
土屋「RAG FAIRじゃなくて僕で仕事したいと思う人がいてくれたんだ、と。『自分のやりたいことが評価されない』とRAG FAIRが少しつらい時期が長かったんです。そこで自分を評価してくれるオールナイトニッポンに自分のすべてを捧げよう、ということで力を注ぎ始めた、というのがラジオ(パーソナリティ)の始まりです」
土屋さんはトークについて「バナナマンの影響を受けた」「ライブ前にはMCの台本を作っていた」と、デビュー当初を振り返る。MCの台本は「お客さんにウケたらこっちを言う、ウケなかったらこっちを言う、みたいな枝分かれを全部準備していた」という。その勤勉さがラジオ番組の多さにもつながっているようだ。
山根「ラジオのレギュラーはもう、ずっとあるでしょう?」
土屋「レギュラーなかった期間が、20年間で1年ないぐらい」
坂口愛美「すごい……」
土屋「音楽は好みがある。でも会場に来ている人、全員に『この時間は楽しかったな』と思ってもらいたいとき、『トークとおもしろいことについては、好みに関係なくやれるはずだ』と。音楽が好きじゃなくても『チケットを買ってよかったな』と思ってもらうために、すごくMCを頑張りました」
山根「すごい努力家だよね」
「おとなりさん」は平日月曜~金曜の朝8~11時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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