SA・PAにはふるさと納税の自販機が置かれている!NEXCO西日本の力を入れる取り組みを聞いた!
- 6月5日放送の「L is B presents 現場DX研究所」は、西日本高速道路株式会社九州支社 地域共創担当部長の濱野昌志さんと本社情報システム部情報システム課の坂倉至さんに出演いただき、事業内容や力を入れる取り組みについて、詳しくお話しいただいた。
L is B代表・横井太輔氏「西日本高速道路株式会社さんって、NEXCO西日本という形で、聞き馴染みのある方もたくさんいらっしゃると思います」
松井佐祐里アナ「まずは、事業内容を詳しく教えて下さい」
西日本高速道路株式会社九州支社地域共創担当部長・濱野昌志氏「我々NEXCO西日本は、関西の福井と滋賀県以西の沖縄まで24府県が管轄エリアとなっています。その中で、開通してます高速道路が約3600キロ、そして新規の建設区間が55キロ。そして拡幅が、4車線化だとか車線を増やす工事が、約160キロ、そしてサービスエリアとパーキングエリアが、合計して約300ヶ所。そういう中で、我々、日々の速度の管理、建設、運営を担っている会社です」
横井「濱野さん、坂倉さんのお仕事内容を教えてください?」
濱野「私が担ってるのが、地域共創活動。高速道路は社会インフラの一つでもありますので、元々地域の活性化に貢献してるって意味では過去からずっと貢献してるかなと思ってるんですけれども、今は1社だけでは、地域課題の解決に寄与することが難しくなっています。我々、地域社会と一緒に地域のインフラである高速道路を生かして、これからのまち作りだとか、地域創生にどう役立っていくかっていうところを多くの方を巻き込みながら、行っています」
坂倉「私の仕事内容は、主にNEXCO西日本グループ全体のDXの戦略推進であったり、情報セキュリティ、ネットワーク、システム開発などを行ってます。具体的に言うと、NEXCO西日本グループのDX推進の舵取りということで、各グループ会社、それから組織ごとにDXのいろんな取り組みをしてるんですけども、そういった取りまとめや啓蒙活動的なところもやってます」
松井「力を入れている取り組みは何ですか?」
濱野「高速道路を起点としたまち作りということで、あの社会インフラをこれからの社会にどう生かしていくかという取り組みに力を入れてます」
横井「詳しく教えてください」
濱野「社内では地域共創活動と呼んでいます。高速道路インフラは当然のことながら、年数がたてばたつほど延長距離が延びていくっていう伸びゆくインフラです。これが日本道路公団時代からいくと、もう50年以上経過しています。地域を見てみると、人口減少の方向に向かってますので、伸びてるところと減少してるところのギャップがすごくあって、このギャップをどのように埋めていくかって時に、インフラの整備だけでは生まれないんじゃないかなと。ただ地域には地域インフラとして高速道路が根付いてますので、この地域のインフラをこれからの社会に生かしていくためには、NEXCO西日本1社だけでは到底到達しないところもありますので、実際の皆様だったり地域の企業の皆様と一緒にこのインフラを生かしながら、次の世代にどう繋がっていくかっていうところをですね、取り組んでいった方がいいんじゃないかなという問題意識を持ってこれまで活動してきています」
松井「サービスエリアとかパーキングエリアっていうのは、やっぱり進化してきてますか?」
坂倉「目新しいところでいくと、ふるさと納税型の自販機が置かれいます。自販機でふるさと納税すると、チケットが出てくるんですね。それを持ってサービスエリア内の地元の産品をご購入いただける商品券みたいなものが出てきます」
横井「買い物をするんじゃなくて納税までできちゃう!」
坂倉「そうです」
業できますもんね」
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この記事の番組情報
L is B presents 現場DX研究所
月 20:00~20:30
『温故知新』をテーマに、建設業や小売業など現場向けのビジネスチャットツール『direct』などをリリースする会社L is Bの横井が、様々な企業の代表者と対談…