田嶋陽子「国会議員の女性は男の人以上に男になっちゃうんだよ」
歯に衣着せぬ発言で女性の権利を訴え続ける論客の田嶋陽子さん。5月30日の「大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)」では、なぜ自分自身が国会議員を辞めてしまったのか話してくれた。
大竹「田嶋さんは国会議員になって、しばらくしてお辞めになられました」
田嶋「はい、辞めました」
大竹「何で辞めちゃったんですか?」
田嶋「何でって、いても何の役にも立たないから」
大竹「言いたくない?」
田嶋「だって、いまだに選択的夫婦別姓ひとつ通らない」
大竹「はい」
田嶋「色んな問題があるけど、信じられない場所よ」
大竹「政治家はってことですか?」
田嶋「そういうことかな」
小島慶子「永田町の女性の議員の比率見たって参院で2割…」
田嶋「結局ね、女の人がどうしても30%くらいに増えないと。今いる女の議員にこういうこと言っちゃ申し訳ないけど、みんな名誉市民になってるわけ。名誉市民っていうのは、そこの社会に過剰適応しないと生きていけないんですよ。だから国会議員の女の人の数が少ないと、その少ない女の人は男の人以上に男になっちゃうんだよ。それくらい過剰適応しちゃう。だから女であっても、やってることは女じゃないのよ。男よりひどいことやっちゃうのよ」
小島慶子「田嶋さんは政界にいるよりも議員じゃない立場で物を書いたりして伝えた方が…」
田嶋「結局、制約多いしね。いくらお金持ったってしょうがない。あと国会議員にお金は出し過ぎね。あんな給料やっちゃダメ」
この他にも番組では、田嶋陽子さんが女性の権利について訴えています。もっと聴きたいという方はradikoのタイムフリー機能でお聴き下さい。田嶋陽子さんは大竹メインディッシュというコーナーに出演しています。
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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