「新宿駅で石投げられた!」有森也実、「東京ラブストーリー」関口さとみ役を語る!
5月25日の「おとなりさん」(文化放送)は、1991年に放送された伝説のドラマ「東京ラブストーリー」で関口さとみ役を演じた女優の有森也実さんが当時の思い出を語った。
文化放送・坂口愛美アナ「有森さんといえば、東京ラブストーリーの関口さとみ役を演じられたことでおなじみの方も多いと思います」
有森也実「お二人は知らないでしょ? お父さん、お母さんが知ってる感じですよね」
高山一実「曲とタイトルとこの作品が素晴らしかったという感想はすごく聞いてます。当時、社会現象になったんですよね?」
有森「放送される月曜の夜9時には街から人が消えたっていうくらい」
高山「すご~い」
そもそも「東京ラブストーリー」は、東京を舞台に、織田裕二さん演じるカンチと鈴木保奈美さん演じるリカとの恋愛模様を描いたストーリーで、平均視聴率22.9%、最高視聴率32.9%を記録したドラマだ。
高山「有森さんが演じた関口さとみさんはどんな役なんですか?」
有森「さとみとカンチと三上君(江口洋介)の三人が同級生。その同級生が学校を卒業して、三上君は大学、カンチはスポーツ用品店に就職して、さとみは保育士になった。それで、東京に出て来たところから始まる。それまでずっと三角関係のトライアングルでうまくいってたんだけど、東京に出てリカに会ったり、社会に揉まれたりすると三角形が崩れていく。私はかき混ぜ役だった(笑)」
高山「苦しいですね。さとみからしたら」
有森「そこにアメリカから来たキャリアウーマンの赤名リカが、爆発力のある魅力的な女性だからみんなを翻弄していく」
坂口「当時の視聴者は、カンチとリカの仲を邪魔するさとみを何やってるんだと思った?」
有森「しょうがないよね。トライアングルを保とうとする気持ちがあるから。うじうじしちゃうんですよね」
高山「気持ちわかる。有森さんは憎らしい演技をしようと思ったんですか?」
有森「全然、全然。憎らしくないからむかつくんだと思う」
高山「なるほど~。そういうことか~」
有森「当時、新宿駅で石投げられたり、ファンレターにカミソリ入ってたりとかけっこう普通にありました」
高山「え~!」
坂口「そこまでされたら、女優冥利に尽きるみたいなところはあるんですか?」
有森「もちろん。今でもこうやって話題になって、ラジオでお話できるのはうれしいことです」
「おとなりさん」は平日月曜~金曜の朝8~11時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
※タイムフリーは1週間限定コンテンツです。
※他エリアの放送を聴くにはプレミアム会員になる必要があります。