名作ぞろいの「小学校」曲特集! 給食の話題でも大盛り上がり!?
5月21日の「鷲崎健のヒマからぼたもち」(文化放送)、『タケスクリプション 日曜名曲集』の選曲テーマは「小学校」でした! 明治2年のこの日、日本で初めての近代小学校が京都にできたことにちなみます。
鷲崎健「小学校をテーマにした歌や、小学校にあったものがテーマで出てくる歌をご紹介したいと思います」
久保朱莉「楽しくなる予感しかないですね!」
鷲崎「いいこと言いますね(笑)。まず1曲目、こちらです!」
♪「日直~芸能人の会話~」/Berryz工房
久保「いい曲ですね~!」
鷲崎「これは1st(アルバムの曲)なので、2004年ですね。まだ全員、小学生だったころです」
久保「ええ!?」
鷲崎「つんく♂さんが、モーニング娘。が日本中の大スターになったあと、手がけました。いろいろやっていたんですけど『次、なんだろう』というとき『全員小学生のグループを組むらしいよ』と。けっこう荒れたんですよ。『小学生に恋の歌を歌わせる』というのを、少し変態的な感じに受け取った人もいました。
でもフタを開けてみると、小学生にしかない、これまでのラブソングで手をつけていなかったガジェット、シーン、関係性みたいなものが、宝の山だったというか。『こんな歌も存在するんだ』っていうぐらい、すごいものがいっぱい。
どんどん大人になっていくので、小学生ソングからは離れていってしまうんですけど、この時代のBerryzにしかできない曲と」
久保「小学生のときに歌ったんですね」
鷲崎「メチャクチャ難しいでしょう? これを最初から歌っていたんです。続いてはグッとおじさんになりますけど……(笑)」
♪「小学校のあの娘」/吾妻光良&The Swinging Boppers
鷲崎「先ほどのBerryzは小学生のあるある、日常を歌っていましたけど、一転して。おじさんのあるあるや、おじさんの日常を歌う、でおなじみ吾妻光良&The Swinging Boppers。ふざけているようで真面目なようで、やっぱりふざけている(笑)。昔は英語の曲をよく歌っていたんですけど、いつのころからか日本語でオリジナルをやるようになって」
久保「歌声がオシャレですね」
鷲崎「オシャレというか唯一というか。見た目も素敵なんですよ。一度調べてみてください。続いてはたいへん短い曲です。お聞き逃しのないようにしてください(笑)」
♪「絶対絶命!授業参観」/水谷豊
久保「斬新なの来ましたね……」
鷲崎「水谷豊さんって僕らの世代からすると、いまの『相棒』のイメージではなくて、元気で走り回って、ズッコケて、みたいな方だったんです。(ドラマ)『熱中時代』教師編と刑事編というのがありまして、教師編のサウンドトラックに入っている1曲です。
パーカッションブレイクから始まって、当時『インベーダーゲーム』が大ブームだったころで、あの音自体がものすごく新しいものだったんですね」
久保「音楽に取り入れるんですね」
鷲崎「そうなんですよ。短く、1分もないんですけど、ジャズファンク感がすごくあるといいますか。和もの系のDJは皆、虎視眈々とこの盤を狙っていたんじゃないかなと。僕はCDで手に入れましたけど。そして『何回かけるんだ』と(笑)、番組ではおなじみのタンポポ児童合唱団です」
♪「どうしよう給食」/タンポポ児童合唱団
鷲崎「なんてかわいい歌でしょうね!」
久保「すばらしい!」
鷲崎「二瓶みち子さんという方が作詞で、西永理さんが作曲……かな。これ以上の情報はあまり持っていない。お二方でいっぱい作詞作曲、手がけていらっしゃるんですけど」
久保「『怖い』って言っていました?」
鷲崎「言っていました。ニンジンは赤鬼で、納豆は幽霊だって(笑)」
久保「そう見えちゃうとき、あるんだろうなあ(笑)」
鷲崎「いまの子の給食とは違ったんでしょうけど。お米の納入もまだあまりなくて、コッペパンと牛乳とカレイの一夜干し……親父がつまみで食う、みたいなやつ(笑)」
久保「それをパンと一緒に?」
鷲崎「でしたよ。給食の話って、世代が一緒でも地域によって全然変わってくるので、あまり『そうそう!』ってなりづらいんですけど、僕らの時代の神戸……くじら肉のノルウェー風、というメニューが」
久保「あ! 私(のところ)、くじら肉のオーロラ煮でした。いちばん好きでした」
鷲崎「僕もいちばん好きでした。出してくれないですかね、どこかで(笑)」
久保「四角かったですっけ?」
鷲崎「そうですね、ブロック肉っぽい感じでした。あまりにも人気だったので、つくり方が、当時あった『給食表』っていうものの裏に書いてあったぐらい。でも家でつくってもその味にならない、みたいな。……給食の話になっちゃった(笑)。最後はこの曲を聴いてください。少し長めです」
♪「ベルマーク委員」/安室光一
鷲崎「たぶんまだ10代のころにCDを買ったと思うんですけど」
久保「へえ~!」
鷲崎「もう悲しくなるぐらい、Twitter(#鷲崎もち)がくじら肉の話しかしていない(笑)。いい曲なのに、もう!」
久保「私はちゃんとたそがれていますよ」
鷲崎「ありがとうございます。『ありがとうございます』っていうのも変だけど(笑)。伝説のバンドというかユニットというか、ハードコアブギウギバンド、ブギウギボーイズをやっていらした安室光一さんの曲です。
こういうブルースであったり、ジャイブミュージックであったり、日本で探したら絶対に当たる人というか。ザ・ぼんちのおさむさんも仲良くしていらっしゃったんじゃないかな? おさむさんもそういう音楽、好きなんですよ。いかがだったでしょうか。来週もお楽しみに!」
「鷲崎健のヒマからぼたもち」は日曜午後2~4時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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