元サンモニキャスター橋谷能理子、海外取材時の危険な体験を告白!
5月18日(木)の「くにまる食堂」(文化放送)に、フリーキャスターの橋谷能理子さんがご来店! 最初のコーナー「今日のA定食」では、今年3月まで橋谷さんがレギュラーを務めていたTBSテレビ「サンデーモーニング」の思い出や、レポーター時代のちょっと危険な経験談を語っていただいた。
野村邦丸アナ「今年の3月でおよそ30年間、キャスターをお務めになった『サンデーモーニング』をご卒業されて、出産休暇や育児休暇を除けば、毎週毎週日曜日は朝早くから赤坂のTBSに行ってたわけですね?」
橋谷能理子「そうですね。朝4時起きです(笑)」
邦丸「4時起き? うわ~っ、考えただけでもゾッとしますね」
橋谷「土日がずっと無かったんで。コロナの前は、初期は木曜日からだったんですけど、木金土日で、後半は金土日になって、会議、打ち合わせ、取材。コロナになってからそれがオンラインの会議になって、日曜日だけ赤坂に行くことになったんですね」
邦丸「30年ですよ。自分のこと褒めたいでしょ?」
橋谷「褒めたいです(笑)」
邦丸「褒めたいよね! そりゃそうだよね(笑)凄いことだと思いますよ! で、橋谷さんの場合はキャスターと同時にレポーターとしても、日本国内はもちろん海外にも行かれてるじゃないですか。ある意味危険とも言えるようなエリアまで足を踏み込んで取材をされていたでしょう?」
橋谷「そうですね。結構危ない目にはよく遭いましたね。
例えば海外の場合だとドイツのネオナチっていう人たちがいますよね、ナチスを崇拝する人たち。あの人たちの何千人か規模のデモがあったんですけど、それがどうやらあの辺であるらしいということになって、カメラクルーとディレクターと私で1時間ぐらい探し回ってデモの取材をしてたんですけども、そのデモ隊のまわりを、昔の映画の『ロボコップ』みたいな物凄いガタイの警察官数百人が取り囲んで、『絶対僕たちから離れないでください』と言われたんですが、夢中になると警察官から離れちゃうんですね。
気が付いたら『あっ!警察官誰もいない!』って。デモの参加者には凶器を持っている人や、ドラッグをやっている人たちもいるので、『これはちょっとヤバいかも!』って。その時は無事だったんですけど、ただ取り囲まれて『出て行け!』とか『何撮ってんだ!』みたいな感じになって、まあ、特に危害は加えられなかったんですけど、やっとレポートを撮って車に戻る時に、これはもうわかんないんですけど銃声っぽい音が『パーン!』って聞こえて、ちょっと背筋がゾクッとしましたね」
邦丸「うわ~っ、そう……」
この後も橋谷さんはイスラム国で処刑を担っていた「ジハーディ・ジョン」の裏事情や、東日本大震災の被災地のレポートで感じたことなどを語ってくれた。
そして邦丸アナからこんな質問が。
邦丸「『サンデーモーニング』っていうとね、MCの関口宏さんが最近だんだんだんだん『次何やるんだっけ?』みたいな。俺あれが好きなんだよ。『え?何だっけ?これ』『これやんないの?』っていう(笑)」
橋谷「あれ、わざとなのか、素なのか私にもわからないです。ホントに忘れてるのか演技なのか。まあ、俳優ですからね(笑)」
邦丸「……と言いながらも30年間本当にお疲れ様でございました」
橋谷「ありがとうございます!」
邦丸「土日は今……?」
橋谷「土日はですね、結構忙しくしてるんですけども、お陰様で友達と遊んでます(笑)。失われた30年(笑)」
邦丸「ガッハッハッハッハッ!」
「くにまる食堂」は平日朝11~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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