【アナコラム】甲斐彩加「はじめての記者会見」
文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中の「アナウンサーコラム」。週替わりで文化放送アナウンサーがコラムを担当しています。この記事では全文をご紹介!
▼5月19日配信号 担当
甲斐彩加アナウンサー
5月16日。定例社長会見にて、新人アナウンサーのご挨拶をさせていただきました。
同期の久保朱莉アナウンサーと
「この洋服でいいかな?」
「特技の紹介ってこれで大丈夫かな?」
などと相談をしながら迎えた当日。
直前までは控室で普段通り話していたのに、いざ扉を開けると、普段あまり感じることのない空気に一気に緊張感が高まりました。
「質問にちゃんと答えられるかな…」とドキドキ…。
私たちアナウンサーは、司会役や引き出し役として人前に出ることは多くありますが、自分のPRだったり、自身について質問を頂いたり、という機会は意外と少ないのです。
まずは自己紹介。
「この春から文化放送のアナウンサーになりました、甲斐彩加です。」
ここまでは、当然問題ない。
「文化放送に来る前は、愛媛県の “文化放送” でアナウンサーを…」
ん!?違う!!
南海放送――――――!!!
思わぬ言い間違えからスタートしてしまいました。こういう時、やっちゃうんですよね~。
そして、特技の紹介では、イラストをご覧いただきました。
実は、土曜午後5時・6時から生放送の『てるのりのワルノリ』の番組ロゴを私、甲斐が担当させて頂いたのです。
ご覧いただいたのは、そのロゴと最近趣味で描いている動物のイラスト。
幼少期から『ものづくり』が好きだったのですが、正直、イラスト(絵)が得意だと思ったことはこれまで一度もなく、寧ろずっと苦手意識がありました。
それを変えてくれたのは、『てるのりのワルノリ』番組スタッフの「番組ロゴを描いてみてくれない?」という一言。
おかげで特技になりつつあります!(まだ特技と断言するには、及びませんが…)少しずつ描いて個人SNSに投稿していきますので、良かったらご覧ください♪
中学時代ソフトボール部に所属していた久保アナウンサーは、特技として素振りを披露。ワンピース姿でバットを振る姿は少々異様な光景ではありましたが、「ビュン!」という良い音!!当時は毎日600回素振りをしていたというだけあって、ダイナミックなスイングでした。
会見を“受ける側”という初めての経験。
大変緊張しましたが、会場のみなさんの優しい眼差しのもと、無事終了致しました。
そして、今回の会見を通して、終始笑顔で頷いてくれる同期が隣にいてくれることの安心感、存在の大きさを再認識しました。これからも、共に支え合い(ほぼ私が支えてもらう側ですが…)、精進して参ります!
リスナーの皆様、改めまして、これから どうぞよろしくお願いいたします。