【お天気気象転結】マスク…はずしていますか?
文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中の「佳子・純子のお天気気象転結」。気象予報士の伊藤佳子記者・鈴木純子アナウンサーが、毎日にちょっと役立つお天気情報をお届けしています!この記事では全文をご紹介。
▼5月12日配信号 担当
伊藤佳子
「あれ?まだマスクつけてるんですか?」
ときれいにメイクをした他社の記者さんに言われました。3年ぶりにマスクなしのお顔を見ましたが、変わらず美しい。
自分は・・・というと色んな意味で、すぐ「マスクなし」に踏みきる勇気がないのです。笑う筋肉も老化した気がするし。
5月8日にコロナの感染症法上の位置づけが「5類」に引き下げられましたが、マスクをはずしていますか?ほぼコロナ前の混雑に戻ってしまった通勤ラッシュの電車内では、9割がつけているように感じます。でも駅の改札を出たあたりで、はずす人の姿がチラホラ…。
5月8日、浅草を取材しましたが、外国人観光客はもちろん100%マスクなし。
一方、修学旅行生含め日本人観光客は7~8割はマスクあり。
浅草・仲見世商店街のお店は、東京都からの感染防止対策の掲示をやめたぐらいで、これまでと変わらないと、ほとんどマスクあり。
インタビューすると
「ここまで長かった。(5類引き下げは)ありがたい。気をつけながらやるしかない」
「接客業だからマスクは取らない」「従業員は自由だが、みんなマスクをつけている」
浅草東武ホテルを取材したところ、フロント近くに体温計測器や消毒液は置かれていますが、アクリル板はなし。
フロントの男性従業員はマスクをつけて
「コロナ前の8~9割お客様が戻ってきた。従業員も今後マスクをはずしていくような流れで動いている。しかし、コロナにかかっている人は今なおいる。自分自身だけでなく、お客様の安全面を考えながら、部屋のアルコール消毒、フロントでも頻繁な消毒を心がけている」
と答えてくれました。
この週末はすっきりしない天気になりそうですが、気温の変動にも注意したいところです。(※参照:気象庁HP)
5月の晴れ間は、日差しが強く紫外線にも要注意!
ウレタンや不織布マスクは紫外線の一部を通すと言われています。
マスクをつけていてもはずしても、油断できませんね。
気象予報士 防災士 都庁・気象庁担当記者
伊藤佳子